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Charlie Haden with Michael Brecker「American Dreams」Verve/Universal Music (UCCA-1035)2002 - Japan (試聴可) |
Charlie Haden(bass), Michael Brecker(t.sax), Brad Mehldau(piano), Brian Blade(drums), String Orchestra
○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ●JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系 ●バラード系
チャーリー・ヘイドンとパット・メセニーの共作だった「Beyond The Missouri Sky」、ゴンサロ・ルカルカバとの共作「Nocturn」、マイケル・ブレッカーの最新作でチャーリー・ヘイドンを迎えての作品「Ballad Book:Nearness Of You」はどれも超一級の素晴らしい出来のバラード・アルバムだった。
そして今回はチャーリー・ヘイドンがマイケル・ブレッカーを全面的にフィーチャーしただけではなく、今もっとも旬なピアニストのブラッド・メルドウと売れっ子No.1のドラマー、ブライアン・ブレイドを加えてのアルバムである。最高のものしか出てくるはずがないという期待感を持って聴いた。
まずは数回ディスクマンで聴いた。よく言えば期待通りだけど、あまりに予想通りすぎる音でもある。企画、メンバーを聞いただけで期待が大きくなりすぎるので、そのレベルで期待通りというのは、それだけでも大変なのはわかっているが、ファンとしては常にもう一歩上を望んでしまう。
マイケル・ブレッカーはいつものように素晴らしいのだが、あくまでも「Nearness Of You」の延長線の演奏をしている。そして「Nearness Of You」同様にまるで自分のリーダーアルバムのようにたっぷりと吹いてくれている。またメルドウは裏方に徹したような叙情的な演奏だ。ブレイドもいつものようには目立って聞こえない。
意表をつかれておっと思うのはオーネット・コールマンの曲を取り上げている「Bird Food」。この曲はストリングスも入っていないし、楽器のバランス自体も他の曲と違うようで急に生々しく聞こえる。あまりに他の曲から浮いているので、てっきりこれが日本盤用のボーナス・トラックかと思ったら正規の曲でだった。
ここまでがディスクマンでの印象。それから2-3日して時間ができたので、自宅のオーディオセットのCDデッキにのせて聴いてみた。そうするとディスクマンの時は全体の音に埋もれてあまり聞こえていなかったブライアン・ブレイドのブラッシュ・ワークが音の分離がよくなって浮き上がってきた。ブレッカーやメルドウのフレーズに呼応するように切れ味のいいブラッシュさばきだ。ブレイドのドラムというのはリズムをキープするというよりは、まるでリード楽器のようにフレーズを作っているように聞こえる。
またストリングスも音が整理されていないとひとつ間違うとムード音楽みたいになってしまうのだが、その線上を抑えているように聞こえる。
何か取り留めもないコメントになってしまったが、いい意味で期待通りの作品といえるだろう。
(橋 雅人)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out of melody/code |
Conservative |
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Progresseve/Tricky |
Ensemble |
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Interplay |
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