Gerald Albright「Groovology」GRP(589655-2)2002 - U.S.A.   
   

  Gerald Albright(sax,other)
  Bobby Lyle(key), Jeff Lorber(key),Chuckii Booker(key),David Delhimme(key),
  Luther "Mano" Hanes(key),Greg Curtis(key),Chuck Cymone(key),Tim Carmon(key),
  Paul Jackson Jr.(g),Bill McKinley(g), Paul Pesco(g),Maurice Fitzgerald(b)
  Ricky Lawson(ds), Marvin McQuitty(ds),
 Chris Walker(vo),  Lynn Davis(vo), Lamont VanHook(vo), Kenya Hathaway(vo),
 Chris Bolton(vo), Terrell Carter(vo)
                                
 
  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間  
  ●R&B                 ●ブラック系        ○歌物・NAC/AOR 系        
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)            
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系    
  ○ブルース系         ○ロック系      

アルブライト・ファンの方には待ちに待った新作が出ました。
しかも、GRPから初めてリリースするということで、これはアルブライトも出世したのかな?と、訳の分からない感慨が来たりします。
当然、今回も気持ちよい作品になってまして、それもタイトル通りにGroovyで、R&Bのエッセンスをふんだんに盛り込んでいてアルブライトらしさを感じる作品になってます。

GRP移籍ということで、音づくりの方ももGRPっぽくなっているのが変わった点で、過去作品と比べるとオォっと思ってしまいました。と言うのも移籍以前からもGRPっぽいとは思ってましたが、本当にGRPで吹き込むとこうもレーベル・カラーがでるものだと思ったからです。

そのせいかアルブライトも結構ハードに吹いてます。アルブライトというと、デヴィッド・サンボーンとグローバー・ワシントンJrの間でややグローバー寄りのSax奏者というイメージでしたが、本作ではハードなブロウが多く、それでかなりサンボーン寄りになっている気がします。

カバー曲にベビーフェイス、エリック・クラプトンの大ヒットでおなじみな「Change The World」。これって今更ながらの選曲に、いくらなんでも時期を逸してるんじゃないかと思ったのですが、これが事の他・・・深い! 前記の2人よりも更に黒い感じで、特にSax、オルガン、女性コーラスの絡む部分が最高。これってゴスペルの世界じゃないでしょうか。

ジェラルド・アルブライトは、あまりBig Name扱いされることはありませんが、結構愛聴者の多いだけに、GRP移籍を契機にもっと盛り上がって欲しいところです、
 

# アルブライトの音楽って、夜のドライブに合うんですよね。この夏の夜にピッタリなBGMに使えそうです。(TKO)
 
 

   
Slow           Speedy
Light         Heavy
Mellow     Hard
Lyrical         Cool
Melodious         Out of melody/code
Conservative         Progresseve/Tricky
Ensemble         Interplay