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John Mclaughlin「Music Spoken Here」
Wounded Bird Records(WOU3723)1982/2002 - U.S.A. - Reissue |
John Mclaughlin(ac-g,el-g), Katia Labeque(key),Francois
Couturier(key),
Jean-Paul Celea(ac-b),Tommy Campbell(ds)
○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ●骨太系と爽やか系の中間
○R&B
○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系
□カリプソ系)
○ユーロ系
○JAZZ系 ●JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系
「Music Spoken Here」というタイトルだが、個人的には当時の邦題「吟遊詩人」の方がピンと来る。
この頃のマクラフリンは、アメリカ・デビューから今までのキャリアの中で、人気最低に落ち込んでいた時期だった。
当時の某ギター雑誌はJazz/Fusionをより多く扱っていたにも関わらず、新譜欄には一番小さなスペースでしか扱われてなかったので、いかにマクラフリンが注目されてなかったがわかる。
サウンドは、マクラフリンがアコースティックに移行する以前に率いていたOne Truth Bandの方向性を踏襲し、ただギターのみがアコースティックになったという感じがする。
バックはシンセサイザーが多く、まさにFusionバンド然としているので、その中でのマクラフリンのアコースティック・ギターの対比が面白く浮き上がるのだろう。
しかし、全体的にサウンドが地味で渋い。せっかくスーパー・ギター・トリオで盛り上がり、Fuse Oneでもなかなか頑張ったのに、どうも方向があらぬ方に行ってしまったような感じである。
もちろん、マクラフリン・フリークにはこの方向性にも味があるし、今聞くとなかなかどうして力作であり、良い演奏が詰まっていると思う。
要はポップさなが少なく、一般受けしなかっただけの話であり、その一方でマニアを唸らせる作品を作り続けていたのだ。
曲はやや渋めの曲が多くて派手さには欠けるが、後にトリオで演奏される"Blues For L.W."が演奏されていたりと興味深い点もある。
最後の曲でエグベルト・ジスモンチのピアノ曲である"Loro"を演奏している。以前にもスーパー・ギター・トリオで、やはりジスモンチのピアノ曲"Frevo"を演奏していたので、当時のマクラフリンはジスモンチのピアノ曲をギターで演奏するのが好きだったのかもしれない。
ちなみに参加メンバーのFrancois Couturier(key)だが、後にECMレーベルからヴァイオリンとのDuoで「Poros」(ECM1647)という、マニアの間で相当話題になった芸術作品を作ることになる。その時にそういやマクラフリンのバンドにいたと判って驚いたことがある。
# 昔はわからなかったけど、今聞くとなかなか味があって良い作品だなぁと思
います。(TKO)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out of melody/code |
Conservative |
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Progresseve/Tricky |
Ensemble |
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Interplay |
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