○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間 ○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系 ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系) ○ユーロ系 ○JAZZ系 ●JAZZとFUSIONの中間系 ○ブルース系 ○ロック系 ●癒し系 昨年、大阪府池田市で発生した児童殺傷事件の追悼シングルCDで、リーダーはタイトル曲「8つの小さな星」を作曲したベーシストの納浩一がつとめている。 VALISに参加している納浩一、ディメンションの小野塚晃、ソースに参加している梶原順、同じくディメンションのサポートやソースに参加している石川雅春など、エレクトリックでハードな音を想像してしまうメンバーが並んでいるが、このアルバムでは全員がアコースティックな楽器を手にゆったりと演奏している。 「8つの小さな星」では「日を追うごとに病が進行しているように思えるこの社会に、このCDが治療薬とはいわないまでも、一瞬の鎮痛剤にでもなればと願っています。」という納の言葉通りの包み込むような,やさしくゆったりとしたメロディーをナベサダの暖かい音色のアルト・サックスが奏でていて、小野塚のリリカルなピアノ・ソロ、そして後半では納のウッド・ベースのソロも聞くことができる。 またカップリングされている「I'm with You」はナベサダが阪神大震災の犠牲者のために書いたちょっとボサノバ・タッチの曲をこのCDのために提供したもので、ここでも貞夫氏の人柄が伝わってくるようなサックスを聞かせてくれている。 ジャケットのイラストは附属池田小OBで手塚治虫文化賞マンガ優秀賞を受賞しているさそうあきら氏がてがけており、私も共同プロデューサーとして名前を連ねています。 自主制作盤のため、一般のCD店では販売されず、ウェブサイトもしくはファックス(020-4622-0322)での限定販売となっています。
(橋 雅人)
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