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川崎燎「Eight Mile Road」East Wind(UCCJ-9025)76/2002 - Japan |
川崎燎(g) サム・モリソン(ts.ss)
アンディ・ラヴァーン(key,syn) フィル・クレデンナイン(ARP
odyssey) ハーブ・ブシュラー(el‐b) バディ・ウイリアムス(ds)
アブドゥラ(conga,per)
●骨太いストレート系 |
○明るく爽やか系 |
○骨太系と爽やか系の中間 |
○R&B系 |
○ブラック系 |
○歌物・NAC/AOR 系 |
○ラテン系
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□ブラジル系 |
□サルサ系 |
□カリプソ系 ) |
○ユーロ系 |
○JAZZ系 |
●JAZZとFUSIONの中間系 |
○ブルース系 |
○ロック系 |
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イースト・ウインド・レーベルのDSDマスタリング高音質限定シリーズの1枚として初CD化されたものです。限定盤ですので入手には即断即決を要します。
本作は以前このコーナーでも紹介した川崎燎「Prism」に続くニューヨーク録音盤で、その間わずか1年ということからも、結構ノッていた時期の作品ではないかと思われます。本作が吹き込まれた1976年はフュージョン史において重要な意味を持つ年で、ジョージ・ベンソン「ブリージン」の大ヒットはじめ、スタッフ、リトナー、メセニー、クルー、サンボーンら、その後のフュージョンの担い手たちが続々と表舞台に登場し、翌年以降のフュージョン一大ブームの基盤を築いた年といえます。しかし日本においては、この時期までフュージョンはほとんどがロック/ポップス系からのアプローチであり、ジャズ側からのおもだった動きは、翌年以降の渡辺貞夫「マイディアライフ」、増尾好秋「セイリング・ワンダー」、渡辺香津美「オリーヴス・ステップ」等を待たねばなりません。そういう意味では、ニューヨーク録音でありながら日本のレーベルから出されたこの作品、結構微妙な時期に登場したものかもしれません。
本作はジャケット写真だけ見ると、何やら今田勝流「リゾート・ミュージック」か?という気がしますが、お間違いなきよう!前作「Prism」の先鋭的なジャズ・ロックよりは若干丸みを帯びたとはいえ、後にある意味で定着してしまう、日本流フュージョンとは全く異なり、むしろ「ジャズの進化形」とでもいうべきものでしょうか。作品は5曲ともすべてオリジナルで、どの曲も結構長く、各楽器のソロをふんだんにとり入れているのは従来のジャズフォーマットからの流れを感じますが、いわゆる50年代型ジャズとは明らかに異なり、例えばチック・コリア「リターン・トゥ・フォーエバー(通称“カモメ”)」あたりを源流としたサウンドコンセプト、と云えばわかり易いでしょうか・・・。またギターは、氏自身がインタビューで語っているように、ジミ・ヘンドリクス、ジェフ・ベック、サンタナなどロック奏者からも強い影響を受けたことが本作のロックスピリットあふれるプレイを聴けばよくわかり、なんといってもまだ20代の若々しさや、いい意味での荒削りな部分は随所に聴き取ることができます。
本作は、フュージョン大ブレーク時代の1歩手前の制作時期だけに、その後のフュージョン代表作ほど派手で華やかな印象はありません。が、従来型ジャズとその後のフュージョンとの接点に位置する作品として、貴重な資料的価値があると思われます。今回のリマスタリングにより音質もクリアーで最近の作品と遜色ありません。彼のファンならぜひ入手しておきたい一枚といえます。
○ こういった埋もれた作品がCD化するのはいいことですが、大体が一度きりの企画であったりするので、注意しないとすぐ消えてしまいます。 (セリエJ)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out of melody/code |
Conservative |
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Progresseve/Tricky |
Ensemble |
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Interplay | |