John Scofield「Works For Me」Verve(549281-2)2001 - U.S.A

  John Scofield(g),Kenny Garrett(as),
  Brad Meldah(p),Christian McBride(b),Billy Higgins(ds)

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系        ○歌物・NAC/AOR 系 
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系) 
  ○ユーロ系            ●JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系 
  ○ブルース系          ○ロック系      

実は自分はスコフィールドの新譜だからとすぐに買うファンでは無く、今回は今をときめくブラッド・メルドウが参加してるという理由で買いました。
しかし、残念ながらメルドウのはサイドメンの1人の扱いの域を出るものではありませんでした。2曲でフューチャーされるブラッド・メルドウの演奏がなかなかで、これが全体的な方向であって欲しかったですね。どちらかというと全員のバランスの取れたJAZZアルバムにしたかったのでしょう。

音楽的にはクインテット編成の4ビートで、テーマがあって、それから各人のソロが回り、またテーマに戻って終わるという、オーソドックスなJAZZです。スコフィールドもこういう4ビートでソロの中で個性を出すのが上手く、なかなか歌ったソロには感心します。

これだけのメンツが揃ったのに、一発セッションという、あまりコラボレーションが見られないのが残念でしたが、さすがに一流だけあって各人のソロのレベルは高く、まさにReal Jazzだと言われるその通りな演奏だと思います。

# ある意味ではオールスターのJAZZセッションという趣かも?(TKO)
 

   
Slow             Speedy
Light           Heavy
Mellow     Hard
Lyrical         Cool
Melodious         Out of melody/code
Conservative         Progresseve/Tricky
Ensemble         Interplay