○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間 ○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系 ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系) ○ユーロ系 ○JAZZ系 ●JAZZとFUSIONの中間系 ○ブルース系 ○ロック系 ●ビッグ・バンド系 音の魔術師と言われたギル・エバンスが亡くなってからもう13年がたちます。このアルバムは亡くなる前年の1987年7月にイタリアのペルージアで行われたジャズフェスでの録音です。 このジャズフェスでの録音は、スティングとの共演盤がブートで出回っていますが、スティングとの共演はサッカー・スタジアムで行われたものとのことですが、このアルバムは同じジャズフェスの期間中に教会の中でおギル・エバンス・オーケストラ単独で行われたものが収録されており、スティング盤とは全く別ものです。 内容の方は、ギル・エバンスのファンには馴染み深いスイートベイジルのライブ盤に比べるとキーボードがギルを含めると4人もいて、音に厚みがあります。スイートベイジル盤は、混沌とした集団即興の色が濃かったのですが、このアルバムでは、すっきりとまとまって若干ポップになったような印象を受けます。(とは言え、まだまだ聞き易いとは言えませんが) 音質もまずまずで、ギル・エバンスのファンの方にはお勧めできる一枚です。
(橋 雅人)
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