Gil Evans Orchestra「Live at Umbria Jazz vol.1」EGEA (EUJ1001) 2001 - Italy
Gil Evans(piano, conducter), Lew Soloff(tp), Shunzo Ono(tp), Miles Evans(tp), David Bargeron(tb,tuba), George Lewis(tb), John Clark(f.horn), John Surman(b.sax,Kb), Chris Hunter(sax), Gearge Adams(sax,v),Tom Malone(tb), Gil Goldstein(kb), Peter Levin(kb), Delmar Brown(kb,b), Urszula Dudziak(v), Emily Mitchell(harp), Mark Egan(bass), Danny Gottliev(drums), Anita Evans(perc)

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ●JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ●ビッグ・バンド系


音の魔術師と言われたギル・エバンスが亡くなってからもう13年がたちます。このアルバムは亡くなる前年の1987年7月にイタリアのペルージアで行われたジャズフェスでの録音です。

このジャズフェスでの録音は、スティングとの共演盤がブートで出回っていますが、スティングとの共演はサッカー・スタジアムで行われたものとのことですが、このアルバムは同じジャズフェスの期間中に教会の中でおギル・エバンス・オーケストラ単独で行われたものが収録されており、スティング盤とは全く別ものです。

内容の方は、ギル・エバンスのファンには馴染み深いスイートベイジルのライブ盤に比べるとキーボードがギルを含めると4人もいて、音に厚みがあります。スイートベイジル盤は、混沌とした集団即興の色が濃かったのですが、このアルバムでは、すっきりとまとまって若干ポップになったような印象を受けます。(とは言え、まだまだ聞き易いとは言えませんが)

音質もまずまずで、ギル・エバンスのファンの方にはお勧めできる一枚です。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay