J.Richmanが、YellowjacketsのJ.Haslipと、元Pat Metheny Group、元(?)ElementsのDanny Gottliebを迎えてトリオ演奏です。 トリオという編成のためか、サウンドがウェイン・クランツのようなトリオのサウンドと非常に近いものを感じます。 メインの楽器がどうしてもギターになるため、ギターへの負担(?)が大きくなり、その分ギターはリズムとメロディをこなさなければいけませんので、どうしてもギターのスタイルは似てくるのはしょうがないことですねぇ。 ただ、ベースとドラムは表現力という意味では、ピカ一の実力の持ち主です。ギターへの負担を和らげようといろいろカヴァーしている点は特筆すべきことかもしれません。前述したウェインクランツのトリオ物、ジョンスコのトリオ物のように、NY系のスタイルで骨太いストレートな音でガンガン攻めるスリリングなサウンドが非常に気持ち良いもので、この手のスタイルのサウンドが、Baked Potatoから出てくるとは、ちょっと意外でした。 NY系のサウンドがお好きな人にはお勧めしたい作品です。 ☆脳味噌錯乱級!!買いっ!!(アスワン)
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\2,390 6/30/2001 at 新宿ヴァージンレコード