Flora Purim「That's What She Said」Milestone(OJCCD-1057-2)'78/2001 - U.S.A.
Flora Purim(vo) Airto(per,vo) George Duke(key) Jay Graudon(g) David T.Walker(g) Byron Miller(b) Joe Henderson(ts) Ernie Watts(as)
Leon 'Ndugu' Chancler(drs) Alphonso Johnson(b) etc.
○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B系 ○ブラック系 ●歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系               ( □ブラジル系  □サルサ系  □カリプソ系 )
○ユーロ系  ○JAZZ系  ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系 ●Flora/Airto系
 78年に出た作品の再リリースです。ブラジルのミュージシャンのアルバムは出てすぐに生産中止になるようで、一体彼女の作品は何枚あるか分かりません。同じ意味ではAirtoも不明です。本作は、アレンジをGeorge Dukeが担当しているためか、彼の色とフローラの色がマッチした内容ですねぇ。
でも彼女の特色の一つである、歌詞のないスキャットが全面/前面に出て、この頃に旦那のAirtoもやっていたスペース的というかプログレ的というか、幻想的な雰囲気でリズムとかポップさにG.Dukeの持ち味が加わったというサウンドです。
Jay Graudon(g) David T.Walker(g)が加わっていますが、いまいち彼らの存在は見えなかったですねぇ。
このG.Dukeのカラーがもっと出てくると「Carry On」のようなポップな作品になるんでしょう。この作品は、そこまでポップになっておらず、以前の幻想的な雰囲気を十分に持った時代のサウンドです。
 彼女のスキャットとAirtoのボイスを聴いている熱い夏がますます暑く感じてしまうのは私だけ??(笑)

☆70年代の彼女のサウンドです。(アスワン)
   
Slow           Speedy
Light         Heavy
Mellow           Hard
Lyrical         Cool
Melodious           Out of melody/code
Conservative               Progresseve/Tricky
Ensemble             Interplay

\1,690 6/30/2001 at 新宿ヴァージンレコード