Chuck Rainey「Sing & Dance」CharWalt(CW-02)'99 - U.S.A.
Chuck Rainey(b,vo) Elliot Randall(g) Don Bell(g) Rusty Burns(g) Bernard Purdie(drs) Jerry Saracimi(drs) Buzzy Gruen(drs) Mike Gage(drs) Drew Conor(per) etc.
○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間
●R&B系 ●ブラック系 ●歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系               ( □ブラジル系  □サルサ系  □カリプソ系 )
○ユーロ系  ○JAZZ系  ○JAZZとFUSIONの中間系
●ブルース系 ○ロック系
  70年代のFusionシーンを陰で支えていたベーシストです。
レア物が時々入荷するヴァージンで見つけました。(昔はディスクユニオンがその座にあったが)
リリースは99年となっておりますが、その当時この作品は日本で見かけた記憶がありません。レア物に強いヴァージンの仕入れ担当者の勝利でしょう。

 さて内容ですが、最近の彼の作品を象徴するようにチェックのボーカルをフューチャーした内容です。R&B、ブルース、ファンクといった感じの作品が多いのが特徴といえるでしょう。果たして彼の歌はうまいのか下手なのかよく分かりませんが、妙に雰囲気あって、シブ〜イ!!って感じです。
本職のベースの方はハリのあるやや硬めの音で、派手ではないんですがスラップも披露してます。70年代にお得意の柔らかな音での2フィンガーピッキングでのグイグイ押しまくるベースは殆どないのでそれが寂しいですね。でも、スラップやっても昔のノリの良さはやっぱ超一流ですねぇ。

 一番の聞きどころは3曲目のインストです。ラテン調の速いリズムでラルフ・マクドナルドの「Mr.Magic」をやってます。この雰囲気が70年代〜80年代の雰囲気を持つ懐かしいサウンドで、ベースを前面に出してテーマを奏でています。この曲だけでもこの作品を聴いた価値がありました。

☆時々こんな作品が入るのでヴァージンは要注意です(もしお近くにあれば)(アスワン)
   
Slow           Speedy
Light           Heavy
Mellow           Hard
Lyrical         Cool
Melodious           Out of melody/code
Conservative               Progresseve/Tricky
Ensemble             Interplay

\2,390 8/18/2001 at 新宿ヴァージンレコード