Larry Carton Steve Lukather「No Substitutions(Live in Osaka)」ビクターエンターティメント(VICP-61240)2001 - JAPAN
Larry Carton(g) Steve Lukather(g) Chris Kent(b) Gregg Bissonette(drs) Rick Jackson(key)
●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B系 ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系               ( □ブラジル系  □サルサ系  □カリプソ系 )
○ユーロ系  ○JAZZ系  ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系 ●Funky Sound系

 98年のブルーノート大阪でのライブ盤です。
私はこの時は行かなかったんですが、このCDを聴くと面白いライブだったんだろうなぁと想像が付きますねぇ。
収録曲は以下です。
THE PUMP by Tony Hymas & Simon Phillips
DON'T GIVE IT UP by L.Carlton
ONLY YESTERDAY by L.Carlton
ALL BLUES by M.Davis
ROOM 335 by L.Carlton
  なんと、Room335まで収録されているんですねぇ。
この曲を聴いただけで70年代のギター小僧は、脳味噌錯乱狂喜乱舞感涙感激感動の荒に見まわれてしまい、思わず客席から立ち上がってしまうんでしょうねぇ。
出来ることならもっと二人のソロを聴きたかったですねぇ。永遠とアルバム一枚分のソロを聴きたかったです。(^^;)
二人のギターはバトルしていて、かつお互いに切磋琢磨をして昇華していくようなソロですねぇ。
DON'T GIVE IT UPも聴けますねぇ。格からいったらカールトンはルカサーにとっても神様のような人だと思いますが、CDを聴く限りお互いに対等のグループの一員として演奏しているようです。聴いていて体の底から熱いものが感じられるライブです。
70年代にFusionで心を熱くした人は買いッ!!でしょう。
☆最近のビクターエンターティンメントはイイ作品出してますねぇ(アスワン)

私はこのライブの収録の時、ちょうど見に行っていたので、アルバムが出るのが遅いなと思っていたのですが、やっとでましたね。
当日に生で聞いたときの印象はとにかくルカサーの音がでかい。大ホールでのコンサートでロックをやる時に使うような巨大な壁のようなアンプをブルーノートのステージに持ち込みギンギンに弾きまくっていたので、若干カールトンとの音量バランスが悪かったのですが、CDではさすがにうまくミックスしているようですね。
曲の合間のMCでは、ルカサーが日本語でカールトンのことを「センセー」とか言って頭を下げて敬ってました。(笑)
CDの選曲はおいしいところをピックアップしていますが、ライブではジミヘン・ナンバーなどかなりロック色の強い曲も演奏されていました。
CDの発売に合わせてか、この2人がまた4月(4/9 - 4/12)に大阪ブルーノートにやってくるので楽しみです。(橋 雅人)

   
Slow           Speedy
Light           Heavy
Mellow           Hard
Lyrical         Cool
Melodious           Out of melody/code
Conservative               Progresseve/Tricky
Ensemble             Interplay

\2,400 2/24/2001 at 新宿タワーレコード