これは、ライブ盤でして、B.Evansの曲が2曲、D.Brownが4曲、その他メンバーのものが2曲やっているので、Bill Evansグループという訳でもありません。プロデュースが、プロデュースがKrzysztof Zawadzki(よく知らない人)なので、この人を中心とするセッションのライブなんでしょう。 サウンドは、ブルーノートのライブや'Petie Blonde'の頃のB.EvansグループのようなNY系のストレートなサウンドです。B.Evansの曲は2曲しかやっていないのに、どの曲もB.Evans風になってしまうのは、やはり彼の強烈な個性のせいでしょう。ただ、D.Brownの8曲目でラテンナンバーをやっていますが、この曲だけ他の曲の雰囲気と違っているのは、セッションバンドであることを物語っていると思います。(勝手にセッションバンドと言ってますが、レギュラーバンドなのかは不明です) 最近、この手のストレートなNY系のサウンドが少なくなってきているので、久しぶりにこの手のサウンドに出会うと嬉しいですねぇ。 でもこれは、ピカピカの新作ではなく、98年の旧作が何故か新譜コーナーにあっただけなので、NY系サウンド復活と素直に喜べないとこがミソです。 この手のNY系のストレートなサウンドが、出なくなり出るのはスムース系になってしまって、それに反発する人がだんだんCDを買わなくなってしまい、FUSIONマーケットが縮小してしまうのを恐れてしまう今日この頃です。 ☆NY系ファン!!日頃にウップンはこの作品で解消しましょう!!買いっ!!!!(アスワン)
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\2,290 1/7/2001 at 新宿タワーレコード