70年代の後半に「Great Expectations」のヒットを飛ばして一躍人気ミュジーシャンになりました。 さて、今回の作品の目玉はクルセイダースの大ヒット「Street Life」をカヴァーしていることです。私はこれだけで買ってしまいました。 サウンドは、キーボード中心のアンサンブル。(当たり前と言えば当たり前ですが)クルセイダースはカチッと作ってありますが、こちらはリラックスしたムードのアレンジです。ボーカルはオリジナルのランディ・クロフォードより力が抜けている感じでしょうか。曲の構成はオリジナルに近いものがあります。クルセイダースがステージでやったらこういう風に演奏するだろうなぁ〜という感じで、シンプルなバックですねぇ。もっとオリジナルとは違うアレンジを期待していたので、ちょいと肩すかしを食らったかんじです。でも名曲が違うカタチで聴けたので、満足してます。 ここから個人的なことですが、昔ランディ・クロフォードのライブへ行った時のバックがボニージェイムスとこの作品に参加しているギタリストのAllen Hindsです。これも何かの縁なんでしょうか?? 注目した「Street Life」以外は、最近流行のスムース系サウンドのオンパレードで、キーボードとサックス中心のサウンドで、彼らしい温かみのあるサウンドで、いかにもダン・シーゲルサウンドという音を聴かせてくれます。4曲目のR&B系の女性ボーカルの曲はかっこいいですねぇ。 ☆「Street Life」を入れるなんて、何て商売上手なの(笑)(アスワン)
|
\2,667 9/8/2001 at 新宿タワーレコード