International Quintet「International Quintet」Walk Away Records (LC008) 2000 - Poland
Bill Evans(sax), Victor Bailey(e.bass), David Gilmore(guitar), Janusz Skowron (kb), Krzysztof Zawadzki(drums)

  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他


謎のレーベル(?)Walk Awayからの作品です。一体どこの国のレコード会社だろうと思って、電話番号などから調べてみたら何とポーランドのようですね。

他のWalk Awayからの作品同様ドラムスのKrzysztof Zawadzkiという人がプロヂューサーとして仕切っているライブ盤ですが、ジャコの「Continuum」以外はビル・エヴァンスとビクター・ベイリーのオリジナルが半々で実質的にはこの2人の双頭バンドのようです。

内容は92年のこの2人が参加していたPetite Blondeを彷彿とさせるようなストレートで硬派なフュージョンで、1曲目はビル・エヴァンスの昔の東京ブルーノートのライブ盤のタイトル曲「Let The Juice Loose」で幕をあけます。またビクター・ベイリーのアルバム「Low Blow」からの曲も前述の「Continuum」を含めて3曲取り上げられています。

ビル・エヴァンスは随所でサックスにハーモナイザーをかけ、かなりエレクトリックな音です。またKrzysztof Zawadzkiというドラマー、多分ポーランドの人なのでしょうが、かなりタイトなリズムを繰り出していて好感が持てます。

最近のスムースな音に満足しきれない方に絶対お勧めのハードコアな音です。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay