●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間 ○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系 ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系) ○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系 ○ブルース系 ○ロック系 ○その他 謎のレーベル(?)Walk Awayからの作品です。一体どこの国のレコード会社だろうと思って、電話番号などから調べてみたら何とポーランドのようですね。 他のWalk Awayからの作品同様ドラムスのKrzysztof Zawadzkiという人がプロヂューサーとして仕切っているライブ盤ですが、ジャコの「Continuum」以外はビル・エヴァンスとビクター・ベイリーのオリジナルが半々で実質的にはこの2人の双頭バンドのようです。 内容は92年のこの2人が参加していたPetite Blondeを彷彿とさせるようなストレートで硬派なフュージョンで、1曲目はビル・エヴァンスの昔の東京ブルーノートのライブ盤のタイトル曲「Let The Juice Loose」で幕をあけます。またビクター・ベイリーのアルバム「Low Blow」からの曲も前述の「Continuum」を含めて3曲取り上げられています。 ビル・エヴァンスは随所でサックスにハーモナイザーをかけ、かなりエレクトリックな音です。またKrzysztof Zawadzkiというドラマー、多分ポーランドの人なのでしょうが、かなりタイトなリズムを繰り出していて好感が持てます。 最近のスムースな音に満足しきれない方に絶対お勧めのハードコアな音です。
(橋 雅人)
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