サックスの音色が何となくアフリカの大地をイメージするような響きがあります。ドラムが入っていないのでリズムは打ち込みで、重いリズム(重厚)が多いので、作品全体が重い内容の印象です。(これは別に悪い意味ではありません) ちょっと聴くと、クラブ系のサウンドの作品かと思ったんですが、アンビエント系や歌物やバラードとバリエーションがあり、クラブ系だけのサウンドを目指したコンセプトではないと思います。 サックスの音色やサウンドの重さが、Bill Evans(sax)の「Living in the Crest of a Wave」、「The Alternative Man」の頃の作品の雰囲気があります。 パリ〜ダカールラリーのTV番組で、B,Evansの上記の作品がバックに流れていましたが、この作品も合いますねぇ。はてしなく続く黄色い砂漠。その砂漠には風紋の跡がしっかり刻まれている。そこをラリーカーが四苦八苦しながら疾走する。そんな光景がこの作品を聴いていてイメージしました。 ☆日本人の名前は漢字でどっかに表記して欲しいですね。名前を覚えてもらおうと思わないのかしら??(アスワン)
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\2,8000 1/13/2001 at 新宿タワーレコード