てっきりベース以外の楽器もエレクトリックサウンドなのかと思いましたが、典型的なピアノトリオのJAZZサウンドというべきものです。 この作品は「電気低音シリーズ」の一貫のようです。(このシリーズは初めて買ったのでよく分かりません) ベース自体はフレットレスベースを使用していて、奏法自体がアコースティックベースの奏法で、マークイーガンのように、「ブ〜ン」と唸りスライド奏法を多用した弾き方ではないので、言われなければアコースティックベースの音に近いものがあります。もともとアコースティックベースはフレットレスなんですが、、、 曲によってはPONTA BOXのような感じもあるんですが、なんでわざわざ「電気」という言葉を使ったのか疑問に思いながら聴いてました。「電気」という言葉を強調するならベースの弾き方は、いかにもエレクトリック・フレットレス・ベースらしい音はもっと出せるんですが。 オーソドックスなピアノトリオのプレイが多いため(勿論ベースソロはあります)、敢えて「電気」という言葉を使う必要があったか疑問です。(正統派JAZZファンが手を出しにくい?)収録曲であるオリジナルの「発泡BOP」の方がアルバムタイトルとしてインパクトがあったように思えます。 「マイルストーン」「マイファニーバレンティン」「イパネマの娘」を始めとするスタンダードが8曲、2曲がオリジナルの構成です。 ☆いまいちコンセプトが私には理解できませんでした(アスワン)
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\2,857 7/27/2001 at 新宿タワーレコード