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Larry Carlton「Deep Into It」Warnner Bro(9362-48006-2)2001 - U.S.A. Check CD@ |
Larry Carlton(g) Chris Potter(sax) Rick Jackson(key) Chris Kent(b) Billy Kilson(drs) Paulinho Da Costa(per) Kirk Whalum(sax) Larry Williams(key) Lenny Castro(per) etc.
●骨太いストレート系 |
○明るく爽やか系 |
●骨太系と爽やか系の中間 |
○R&B系 |
○ブラック系 |
○歌物・NAC/AOR 系 |
○ラテン系
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□ブラジル系 |
□サルサ系 |
□カリプソ系 ) |
○ユーロ系 |
○JAZZ系 |
○JAZZとFUSIONの中間系 |
●ブルース系 |
○ロック系 |
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「Deep Into It」は、前作のワーナー復帰作「FINGERPRINTS」と同じ路線でポール・ブラウンとの共同プロデュース。ブラウンの他の作品リック・ブラウン「KISS IN THE RAIN」やボニー・ジェームス「RIDE」と同様なスムース・ジャズ路線でソフト&メローなサックスを取り入れたギターとのユニゾンで心地良いサウンドとドラムプログラミングが主流の味付けがなされている。
ラリー・プロデュースがドラムスありでハービー・メイソン、ビリー・キルソンを採用して違いを表現しているのではないかと思う。
また、レコーディングはハリウッドのキャピタルスタジオ(ポール・ブラウンプロデュース?)とラリー在中のテネシー・ナシュビルのサウンド・キッチンスタジオ(ラリー、プロデュース?)、場所は判らないがファンキージョイント(ポール・ブラウン、プロデュースと思われる)で音の傾向が違う。
個人的には9曲目の「LIKE BUTTA」、10曲目のスティービー・ウインウッド「ROLL WITH IT」 が最近のラリーらしい演奏曲でFOURPLAYのサウンド的でウエス・モンゴメリー風のオクターブ奏法等コード奏法を入れリー・リトナーと違った味わいを醸し出している。
今年のスティーブ・ルカサーとジョイントツアーでもハードに演奏していたクルセイダース時代のラリーの名前を売り出した名曲(1曲目、11曲目)「PUT IT WHERE YOU WANT IT」で初心に帰って演奏しているのが微笑ましく感じた。
全体的にメロウーなスムースジャズ路線ではあるがラリーらしさを残したブルージーでソウルフルな作品である。
参考までにアメリカのワーナーブラーザースのライナーノートではラリーが日本ツアーでソウル・サックス奏者の King Curtis のアルバムを3〜4枚購入したことを思い出してソウル&ブルージーな味付けをしていると書かれていた。
当サイバーフュージョンサイトのLINKにあるコンテンポラリージャズでもJAZZ,BLUSE&LITTLE SOUL FLAVOUREDと紹介されている。
またブロードバンドの方にお勧めなサイト:モントルージャズを下記参照してください。 動画でライブ映像が楽しめます。
http://www.montreuxjazz.com/2001/index.html
今年のラリー&スティーブ・ルカサーとの共演やマーカス・ミラーのライブが味わえますよ!!(ラリー・ガールトン)
「Room 335」の大ヒットで「Strike Twice」までは自分を見失っていなかったように見受けられたんですが、「Room 335」の影をリスナーも引きずってしまいそれ以降の作品では迷走していたように思えます。
本作品ではクルセイダース時代の18番の「Put it where you want it」をやったり、その次の2曲目でブルースタッチの曲をやっていて、それを聴いていると何か吹っ切れたのかな??と思います。ギターを弾きまくることの代名詞であったカールトンですが、最近の作品では過去のそういう姿は見られなく、リラックスして弾いてますが、この作品でも同様であり、「Room335のよな大ヒット曲を.....」という呪縛がやっと逃れたような感じがします。ボーカル曲もあるんですが、クルセイダース時代のブルースっぽい彼の得意とするギターに戻って、好きなことをやっていると雰囲気があります。
☆「Put it where you want it」のボーナストラックもあり、この曲が2曲も入ってます。(アスワン)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out of melody/code |
Conservative |
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Progresseve/Tricky |
Ensemble |
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Interplay |
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