Phil Upchurch(g),Arthur Adams(g),Chuck Rainey(b),Joe Sample(p), Hervey Mason(ds),Bobbi Porterhall(perc),Don Simons(key), Ben Sidran(key),Donney Hathaway(key),Nick De Caro(arr) ●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽や か系の中間 ○R&B & nbsp; ●ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系 ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系) & nbsp; ○ユーロ系 & nbsp; ○JAZZ系 ○JAZZと FUSIONの中間系 ○ブルース系 ○ロック系 本作は音楽ライター熊谷さんの監修した本「FUSION」に紹介されていて、見たことも無かったし、あまり話題にならないし、CD化もされて無かったので興味を持ちました。 1971年吹き込みというと、古くて未CD化作品がいざCD化されると、音楽的に風化してて聴いてガッカリという経験は1度ならずありますが、本作はそれにあてはまりません。
特にFUSIONギタリストの多くが、リードのシングル・メロディで早弾きを多用するのに対して、アップチャーチのアプローチの仕方がまさにギター特性を生かしたセンスを感じます。早弾きだけでなくギターをかき鳴らしたり、オクターブ奏法を使ったり、ワウを通したり・・・それ以上にメロディの歌わせ方が独特なので聴いていてワクワクします。 また音楽もFUNKあり、Bluesありと多岐に渡っていて、あまりクロスオーバー/FUSIONしてないのが、逆に新鮮でもあります。
# まさにこれまで隠れ続けた名盤と言って良いでしょう。(TKO)
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