John Patitucci「Communion」ビクターエンタテイメント (VICJ-60808)2001 - JAPAN
John Patitucci(b),Chris Potter(sax), Brian Blade(dr), Brad Meldou(pf) etc.
○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系  ●骨太系と爽やか系の中間
○R&B系 ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系               ( ■ブラジル系  □サルサ系  □カリプソ系 )
○ユーロ系  ●JAZZ系  ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系

John Patitucciと聞くと チック・コリアやマイケル・ブレッカーとの共演で知られる実力派ベーシストという印象が強いですが、彼のリーダーアルバムの諸作を聞くと曲作りについても非常に素晴らしい才能を発揮しているなあ。と関心します。

さて。新作のコミュニオンも殆どがオリジナルで占められておりGRP時代のソ作品のようにブラジリアンカラーが非常に色濃いものとなっています。

特に題名からして、そのものずばりのCHORO LUOCO(CHOROはブラジルの古典的インストゥルメンタル音楽-少しもの悲しいメロディが印象的)、ISABELLA (女性ヴォイスが美しい。ビリンバウも楽しめる)など。もちろん ストレートなジャズもあり、それらが自然にとけあって素晴らしい作品となっています。

また、タイトルトラックでは奥様のSachiさんと共演しており(彼女はチェリスト)クラシカルな趣の曲でブランフォード・マルサリスのソロが美しく、印象深い作品に仕上がっています。
参加ミュージシャンも、クリス・ポッター(as,ts) ブラッド・メルドー(pf)ブライアン・ブレイド(ds)等々 旬の人たち(失礼!)大集合。
楽器の選択にしても、パティトゥッチはアコースティックベースとエレクトリックベースを使いこなし違和感を聞くものに、全く感じさせません。

☆多様なスタイルを昇華して、見事なパティトゥッチ世界が表現されている作品ですね (ちっく)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay