Chucho Valdes「Solo Live in New York」Blue Note (7243 4 93456 2 1) 2001 - U.S.A.
Chucho Valdes(piano)

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ●骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        ■カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ●JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他


前作 ビレッジバンガードのライブ盤がグラミーで最優秀ラテン・ジャズ・アルバムを受賞して最近 話題に上る機会が多い チューチョ バルデスのソロライブ盤です。 で、よーくライナーを見てみると、前作 ビレッジバンガードの録音日が99年4月9〜10日。今回のソロライブが98年の1月16日ですから、バンガードのライブが好評なのを受けて ブルーノートがしまっておいた音源を出してきて発表したのかな?って勘ぐってしまいます。

さて。彼はいうまでもなく、70年代にイラケレを率いていた人ですが、本人のスタイルはバド・パウエルに始まりマッコイ・タイナー、ビル・エヴァンスからも影響を受けた人です。概してキューバからのピアニストは技巧派が多いのですが、チューチョは別格です。
でもそれ以上に、人間味溢れる雰囲気を感じるのは私だけではないはず。 出てくる音はダイナミックで、とても自由な雰囲気に溢れています。
畳掛ける力強いフレーズから一転して優しい音の断片まで、縦横無尽、豪放磊落。

今回の演奏はソロという事もあってより自由でノビノビ。そしてカリブの香りが感じ られます。
難しい顔をしないで素直に楽しめる ジャズソロピアノだと思います   (ちっく)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay