Special EFX「Butterfly」グリーンエナジー(GECH8124)2001 - JAPAN
Chieli Minucci(g) Jay Beckenstein(sax) Warren Hill(sax) David Mann(sax) Rodger Smith(key) Chuck Loeb(g) etc.
○骨太いストレート系 ●明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B系 ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系               ( □ブラジル系  □サルサ系  □カリプソ系 )
○ユーロ系  ○JAZZ系  ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系 ●スムース系
 前作の「Masterpiece」の新譜紹介でもお知らせした通り、相棒のジョージ・ジンダは、重い病気にかかりC.ミヌッチだけのSpecial EFXとして第2弾であります。
このバンドはジョージの「シャキシャキ」と刻む気持ち良いリズムのパーカッションは売りであっただけに、病気による不参加というのは、ファンにとって悲しいことです。前作同様にジョージへの連絡先が掲載されておりますので紹介します。
George Jinda    c/o Shachie Entertainment 13-17 Laight St.,6Th Floor New York,NY 10013,USA

 さて作品の方へ話を戻します。初期のころの透明感あふれるサウンドから、「Catwalk」で突然、流行のスムース系のサウンドへ衣替えし、以前のリリカルなサウンドとスムース系のサウンドを合体させて、きました。
本作はその流れの一環です。サックスで参加しているプレイヤーはスパイロジャイロのジェイ・ベッケンスタイン、スムース系の貴公子(?)ウォーレン・ヒル、そしてデビッド・マンと豪華です。それに加え、スムース系でもっとも成功した人の一人である、チャックローブまで参加してキエリの持つ繊細で透明感あるギターに花を添えてます。驚いたことに1stアルバムでやっていた2曲をカヴァーしています。現代風にアレンジしていますが、初期のころに持っていた繊細で透明感あふれるリリカルなサウンドを聴かせてくれて、ファンとしては嬉しい選曲です。こういうSpecial EFX独自のサウンドがあるため、流行のスムース系サウンドに転向してもこのバンドの作品は外せません。その2曲は、キエリのジョージに対して激励して復活を望んでいる熱い想いを感じます。

☆ジョージの復活を心から祈ります(アスワン)
   
Slow           Speedy
Light           Heavy
Mellow           Hard
Lyrical         Cool
Melodious           Out of melody/code
Conservative               Progresseve/Tricky
Ensemble           Interplay

\2,191 6/8/2001 at 新宿タワーレコード