二人のユニット以外のメンバーはおそらく、ブラジル系のミュージシャンを起用していて、トニーニョも一曲参加してます。 サウンドは、タイトルの如くブラジリアンFUSIONサウンドで、直前まで活動していたころのT-Sサウンドとは全く別のサウンドです。80年代のLA系のラテンサウンドのような音ですねぇ。T-Sっぽい音もありますが、「ロックーン」以前の初期のころのT-Sサウンドですねぇ。 大業を使いまくっていた、サウンドとは異なりリラックスできるサウンドになって、それまでのサウンドがどうしても馴染めなかった私には素直に入ってくるサウンドへと変化したようですねぇ。 こういうサウンドをやりたかったなら、このバンドの解散は納得できますねぇ。今までのメンバーじゃ出来なかったサウンドだと思うし(やれば出来ると思うが)、ファンがこの音をやったら納得しないと想像します。TRUTHに代表されるパワフルなサウンドをファンは求めますからねぇ。 型にはまったT−Sではなく、自由な発想で今後はバンドとしてやっていくという意思のようなものを感じました。 なかなか面白いリラックスしたブラジリアンFUSIONに仕上がっていると思います。尚、トニーニョは2曲参加しており、いかにもトニーニョが参加していると分かるリリカルなサウンドです。 ☆今後どんなサウンドを出すのでしょう。興味が出てきました。(アスワン)
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\2,900 6/02/2001 at 新宿タワーレコード