○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ●骨太系と爽やか系の中間 ○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系 ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系) ○ユーロ系 ●JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系 ○ブルース系 ○ロック系 ○その他ちょっと紹介が遅くなってしまったので、もうお聞きになった人も多いでしょうね。 パットの新作はトリオ編成で登場です。ギター・トリオと言えば83年のチャーリー・ヘイドン、ビリー・ヒギンスとのトリオで発表した「Rejoicing 」以来でしょうか。 当時のアルバムは結構テンションが高い演奏という印象がありますが、今回の演奏は1曲目こそ、ちょっとテンションの高めですが、全体にもっとゆったりとした雰囲気です。 アルバム全体の曲調は2つの雰囲気に別れるように思います。ひとつは1曲目や2曲目のコルトレーンの「Giant Steps」に代表されるような、正統派4ビート ジャズギターサウンド。そしてもうひとつは、アルバムの最後をしめくくる「Travels」に代表される、最近の「Map of the World」やCharlie Hadenとのデュオ作品の「beyond the Missouri Sky」の延長線上にあるような、アメリカの田舎の田園風景を思わせるようなサウンドです。 個人的には久々のギタートリオなので、もっとゴリゴリと正統派ジャズ路線で固めて欲しかったなというのが感想です。でも後者の方が最近の本音のパットの音なのかなとも感じます。 (橋 雅人) ☆PATWEEKではTKOさんの全曲解説入りCD評がご覧になれます。上のメニューバーのPATWEEKというところをクリックしてください。
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