Manhattan Jazz Quintet「Teen Town」ビデオアーツミュージック(vacm-1169)2000 - JAPAN
David Matthews(pf) Lew Soloff(tp) Andy Snitzer(ts) Charnett Moffett(b) Victor Lewis(drs)
○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B系 ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系               ( □ブラジル系  □サルサ系  □カリプソ系 )
○ユーロ系  ●JAZZ系  ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系
個人的な趣味の問題なんですが、デビット・マシューズは余り好きな人ではないんです。
この人が名を馳せたのは70年代に、有名ミュージシャンを集めてオールスター物の作品を出していた頃です。何故かそれらの作品のサウンドは肌に合わなくて、敬遠してきました。
この作品を見た時に、まず目に付いたのが「Teen Town」というウェザーリポート/ジャコの名曲のタイトルです。たまたま試聴盤がありタイトル曲を聴きました。
「ゲッ!!凄い」と凍りついてしまいました。何に驚いたかというと、アコースティックベースで、ジャコのベースラインと同じように弾いていたからです。
単純にそれだけで買ってしまい、後でこの作品はデビットマシューズ物だと気がついたんです。
でも、Jazzをやっているマシューズは、彼の個性が余り出なく、私にとって彼の違和感は感じませんでした。

この作品は、ジャコの[Teen Town」や、ジャコの十八番の「The Chikin」、S.ワンダーの曲やE.W&Fの曲等のカヴァーとオリジナル2曲で構成されています。
サウンドは勿論、JAZZで面子はマシューズと親交の深いL.ソロフやスムース系の旗手というべきA.スナイツァーが入ってます。実はこの人のプレイは意外や意外という感じで、ライナーを見ないで聴いており、このレビューを書くため始めてメンバーを見て始めて彼が吹いているのだと知りました。
てっきり4ビート畑の人の誰か吹いているのだろうと思ってまして、こんなに彼のサックスが4ビートJAZZにはまっているとは想像だにつきませんでした。
L.ソロフはさすがというべきソロで、聞きほれてしまいます。
4ビートjazzですが、結構Fusionファンにも合う一枚じゃぁないかと思います。

☆マシューズはFUSIONよりJAZZやらせる方が面白いですねぇ。(アスワン)
   
Slow           Speedy
Light           Heavy
Mellow           Hard
Lyrical         Cool
Melodious           Out of melody/code
Conservative                 Progresseve/Tricky
Ensemble             Interplay

\2,854 12/21/2000 at 新宿タワー