相棒のG.ジンダは不治の病に冒されて入院中ですから、今後は彼のソロしか出ないかも知れませんねぇ。 サウンドは最近のSPECIAL EFXやC.ミヌッチのソロの延長というべきものです。 最近のスムース系のサウンドで、彼独自のリリカルな幻想的で洗練されたギターサウンドです。ゲストでG.アルブライトやD.マンがソプラノで参加しています。 G.ジンダが繰り広げていたリズムは何人かのパーカッショニストが受け持ち、SPECIAL EFX(G.ジンダ)のシャカシャカというリズムを再現しております。 ジェネシスの「フォローミー、フォローユー」、J.ベックの「悲しみの恋人達」と過去のソロでは必ずと言っていいほどあったカヴァーは今回はなく、全曲オリジナルです。 (結構、カヴァーは期待していましたので残念です) 今回の作品は今までと比べると、最近のスムース系のサウンドがちょっと幅をきかせているかな??という印象を受けましたが、C.ミヌッチの持つ美しいメロディと幻想的なハーモニーで繰り広げられる従来の路線はしっかり守っていますのでファンには嬉しい一枚ではないでしょうか?? 早くG.ジンダが復帰していつものリズムが復活して欲しいと思います。気持ちよい心温まるサウンドです。邦楽FUSIONファンにもお勧めしたい作品です。 ☆SHANACHIEレーベルは2000年代のGRPというべき今最も活力に溢れたレーベルですねぇ。(アスワン)
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\2,290 4/14/2000