Antonio Carlos Jobim「Stone Flower」CTI->KING RECORDS(KICJ 8325)1970/2000-Japan - Reissue 

  Antonio Carlos Jobim(p,elp,g,vo),Eumir Deodato(arr,g),
  Ron Carter(b),Joao Puma(ds),Airto Moreira(perc),Everaldo Ferreira(perc),
  Urbir Green(tb),Joe Farrel(ss),Hubert Laws(fl),Harry Lookofsky(vln)
 
  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間  
  ○R&B                 ○ブラック系        ○歌物・NAC/AOR 系        
  ●ラテン系(■ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)            
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系    
  ○ブルース系          ○ロック系      

ボサノバのアントニオ・カルロス・ジョビンの再発盤。
ジョビンのVerve作品などは比較的入手しやすいのだが、なぜか本作のCTI盤は最近は廃盤状態でなかなか入手できなかった。
FUSION的興味からいうと、まずデオダートのアレンジである。余談だがFUSIONではデオダート、ボサノバ〜ブラジル音楽のときはエウミール・デオダートとなるから不思議ですよね。
アレンジというとA&M「WAVE」のクリード・テイラーと比べて、デオダートはやや感覚が新しい気がします。それでも70年代のアレンジなのだが、デオダートはよりリズミックなのでそう感じるのかもしれない・・・興味ある方は比較すると面白いかもしれません。
また参加メンバーにロン・カーター、ジョー・フォーレル、ヒューバート・ロウズなどの名前も見られるのもさすがCTIだからであろう。あまり目立たず、さりげないサポートに徹しているのだが、時折見せる"らしさ"にはニヤリです。

ジョビン〜ボサノバというとイージーリスニングのイメージが強いのですが、デオダートのアレンジが効いてややFUSION的香りもする作品に思います。

# 夏は過ぎちゃったけど、ボサノバ好きな方ならば。(TKO)
 
 

   
Slow           Speedy
Light           Heavy
Mellow     Hard
Lyrical         Cool
Melodious         Out of melody/code
Conservative         Progresseve/Tricky
Ensemble         Interplay