この作品も時代的にいって、ブラジル色が強かった時代の作品ですねぇ。同時代の「DAY BREAK」や「Fiesta Fiesta」と比べると、ボーカル曲が多いのかなぁという気がします。しかし、哀愁をおびた松岡節というべくきれいなメロディラインのピアノ曲があったりして、「The Wind Wispers」、「Majorca」そしてそれ以降に続く彼のサウンドの軌跡の一端をよく知ることができます。ブラジルのリズムだけでなくサルサ系のリズムも見られ、南米各地のリズムを取り入れようとする姿勢が現れてますね。そして、ピアノファンなら泣いて喜びそうな6曲目「Feeling So Nice」での高速タッチのピアノソロは、背中に氷を入れられたようなショッキングなプレイですねぇ。 全体的にはそんなにリズムにこだわっておらず、気軽に聴けるポップな味付けになってます。 ☆ラテンファンなら 買いっ!!(アスワン)
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\2,625 10/28/2000 at 新宿タワー