松岡直也 & ウィッシング「Fiesta Fiesta」ANT(ANT-1)'79/2000 - JAPAN
松岡直也(pf) 渡辺香津美(g) 大村憲司(g) 土岐英史(as) 清水靖晃(ts) 向井滋春(tb) 吉田美奈子(vo) 村上ポンタ秀一(drs) 高橋ゲタ夫(b)
○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B系 ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
●ラテン系               ( ■ブラジル系  □サルサ系  □カリプソ系 )
○ユーロ系  ○JAZZ系  ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系
レコードの版権を持っている会社が倒産したため、なかなかCD化されなかった作品がやっと日の目を見ました。
初期の彼の作品の中でもトップクラスに好きな作品です。理由はブラジル色が濃いからです。(サンバ系のリズムが好きなんですね)
学生時代に、しょっちゅう聴いていた作品で、特に一曲目の「Pao De Acucar」は学生バンドをやっていて、この曲は楽器編成上出来なかったんですが、ベースをコピーして、練習前に指を温めるウォーミングアップとして練習していた記憶があります。

と、昔話はこれぐらいで紹介に入りましょう。
ウィッシングのサウンドは初期の頃はブラジル色が強く、後にサルサ系へと移りました。この作品はそういったブラジル系の色が出ていた頃の作品で、その当時ラテンFusionやトロピカルサウンドが全盛の頃によく聴かれた作品です。参加ミュージシャンもトップクラスのメンバーばかりで、渡辺香津美氏まで参加してます。
彼のギターは1曲目の「Pao De Acucar」で炸裂してます。この曲は速いテンポのサンバ系のリズムで、ギターだけでなく、向井滋春氏のトロンボーンや、各自のソロ回しが聞きどころとなってます。吉田美奈子さんの力強いボーカルも入っていて印象的な作品です。
それに続くタイトル曲の「Fiesta Fiesta」は可愛いボーカル曲、他にもホーンセクションをフューチャーしたラテンFusionが占めてます。
ピヨ〜ン、ポォォ〜ンというシンセドラムの音は最近、殆ど聴かれませんが、この時代全盛時期だったのでその音がすると時代を感じてしまいます。でもサウンド時代は今でも通用するサウンドです。

脳味噌錯乱級!! 買いっ!!(アスワン)
   
Slow           Speedy
Light         Heavy
Mellow           Hard
Lyrical         Cool
Melodious           Out of melody/code
Conservative             Progresseve/Tricky
Ensemble         Interplay

\2,625 10/28/2000 at 新宿タワー