松岡直也/土岐英史「Pacific Jam」ANT(ANT-2)2000 - JAPAN
松岡直也(pf) 土岐英史(as,ss) David T,Walker(g) Roland Bautista(g) Byron Miller(b) Leon Ndugu Chancler(drs) Paulinho Da Costa(per) Buddy Collette(flt) Flora Purim(vo)
○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B系 ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
●ラテン系               ( ■ブラジル系  □サルサ系  □カリプソ系 )
○ユーロ系  ○JAZZ系  ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系
デビットT.ウォーカー、バイロン・ミラー、フローラ・プリムというそうそうたるメンバーと一緒に松岡氏と土岐氏が作ったデュオアルバムです。長いことCD化が待たれた作品ですねぇ。
一曲目の粘っこいフローラのボーカルが印象的な作品です。この曲はずーっと、ナシメントかフローラの作品だと思っていましたが、両氏の作品であることを今知りました。テンポん速いブラジリアンFUSIONなんですが、メロディとフローラのボーカルが妙にマッチしていて、確かめもせずそう思い込んでいました。この曲はバイロンミラーのスラップが炸裂し、強烈なリズムを作ってますねぇ。ベースソロもありモコモコとした音が懐かしいです。
「Fiesta Fiesta」でやっていた「Pao De Acucar」をこの作品でもやってまして、粘っこいフローラのボーカルが際立ってます。
この作品もブラジル色が濃い時代の松岡直也氏の作品で、この時代松岡氏の作品によってラテンに目覚めた人が少なくなく、ナシメントに通じるメロディラインを持っていた松岡氏のコンポーザーとしての魅力がよく出ている作品だと思います。

CD化を待ち望んでいた人、ボリューム一杯で聴きましょう。

脳味噌錯乱級!! 買いっ!!(アスワン)
   
Slow           Speedy
Light         Heavy
Mellow           Hard
Lyrical         Cool
Melodious           Out of melody/code
Conservative             Progresseve/Tricky
Ensemble         Interplay

\2,625 10/28/2000 at 新宿タワー