Mike Mainieri周辺サウンドの代表的な作品であり、70年代の名作の一つです。 むせび泣くギターの'SuperStar'、Anthony Jacksonお得意のフェイザーをかけピックで硬めの音のベースで始まる'On my way to the Liquor store'、3曲目と4曲目の'The Ballerina'の組曲風の2曲はTom Scottの'Intimate Stranger'のA面を思い出せるような広大なスケールを持った作品。 'Edge of the sword'では剣の矛先の様な切れを持ったギターのフレージング、'Country Bumpkin'ではそれまでの緊張感を和らげるようなのどかな曲調。 'Doesn't She know by now'では、'The Ballerina'からの延長のような曲調で、アコースティックギターサウンドを披露。'Airbone'ではNYの都会をイメージするようなコケテッィシュでJazzっぽい作品。実はこの作品が一番好きです。M.Mainieriのヴァイブのソロが楽しめます。 そしてラストを飾るのは、'High Button Shoes'でオートワウを使ったリラックスした演奏。 これほどの名作に対して今更、何がどうと言えることはなく、私の学生時代の思い出が一杯詰まった作品です。 セッションミュージシャンとして活躍し、余り表舞台にたつことは少ないんですが、ギターのセンスはなかなかで好きなギターリストの一人でした。 70年代を知らない若いファン、邦楽ファン、そしてこの作品をお持ちではないファンに是非、聴いて欲しい作品です。 ☆脳味噌錯乱級!!! 買いっ!!!!!!!(アスワン)
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\1,835 4/20/2000 at 新宿タワーレコード