David Spinozza「Spinozza」A&M(POCM-5080)'78/2000 - Japan
David Spinozza(g) Michael Brecker(ts) Warren Bernhardt(key) Rob Mounsey(key) Mike Mainieri(vib) Anthony Jackson(b) Steve Jordan(drs) Don Grolnick(key) Leon Pendarvis(key) Rick Marotta(drs) etc. etc.
●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B系 ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系               ( □ブラジル系  □サルサ系  □カリプソ系 )
○ユーロ系  ○JAZZ系  ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系
もう何年も前から出ると噂があってその度に日の目を見ませんでしたが、ようやく出ましたねぇ。
Mike Mainieri周辺サウンドの代表的な作品であり、70年代の名作の一つです。

むせび泣くギターの'SuperStar'、Anthony Jacksonお得意のフェイザーをかけピックで硬めの音のベースで始まる'On my way to the Liquor store'、3曲目と4曲目の'The Ballerina'の組曲風の2曲はTom Scottの'Intimate Stranger'のA面を思い出せるような広大なスケールを持った作品。
'Edge of the sword'では剣の矛先の様な切れを持ったギターのフレージング、'Country Bumpkin'ではそれまでの緊張感を和らげるようなのどかな曲調。
'Doesn't She know by now'では、'The Ballerina'からの延長のような曲調で、アコースティックギターサウンドを披露。'Airbone'ではNYの都会をイメージするようなコケテッィシュでJazzっぽい作品。実はこの作品が一番好きです。M.Mainieriのヴァイブのソロが楽しめます。
そしてラストを飾るのは、'High Button Shoes'でオートワウを使ったリラックスした演奏。

これほどの名作に対して今更、何がどうと言えることはなく、私の学生時代の思い出が一杯詰まった作品です。
セッションミュージシャンとして活躍し、余り表舞台にたつことは少ないんですが、ギターのセンスはなかなかで好きなギターリストの一人でした。
70年代を知らない若いファン、邦楽ファン、そしてこの作品をお持ちではないファンに是非、聴いて欲しい作品です。
脳味噌錯乱級!!! 買いっ!!!!!!!(アスワン)
   
Slow           Speedy
Light             Heavy
Mellow         Hard
Lyrical         Cool
Melodious           Out of melody/code
Conservative               Progresseve/Tricky
Ensemble             Interplay

\1,835 4/20/2000 at 新宿タワーレコード