○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間 ○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系 ●ラテン系(□ブラジル系 ■サルサ系 □カリプソ系) ○ユーロ系 ●JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系 ○ブルース系 ○ロック系 ○その他イラケレのリーダー格のチュチョ・バルデスのバンドのニューヨークの老舗ジャズクラブ、ビレッジ・バンガードでのライブアルバムです。切れのいい高速プレイは健在で、2人のパーカショニストの繰出す小気味いいキューバン・リズムの上で、ピアノが縦横無尽に走り回っています。 9曲中5曲が彼のオリジナルながら、何となく耳馴染みのあるメロディーがいろいろなところに散りばめられていて、素直に入っていきやすい曲が並んでいます。また有名なところでは、「My Funny Valentine」も取り上げられていますが、リズムはダンソンにアレンジされていて、新鮮です。 また1曲だけ、チュチョの妹がヴォーカルをとっている曲があるのですが、これが非常にパワフルです。しかも比較的テンションの高い演奏のインストが7曲続いた後にふと出てくるヴォーカル物だけに、意表をつかれて、これまた新鮮な感じです。 ☆ラテン系がお好きな方にはお勧めです。 (橋 雅人)
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