Jimmy Haslip「Red Heat」Unitone Recordings(13702-4802-2)2000 - U.S.A.
Jimmy Haslip(b) Joe Vannelli(key) Steve Tavaglione(ts) Chuck Findley(tp) Luis Conte(per) R.Ferrante(key) Ross Vannelli(vo) Gino Vanneli(vo) Judd Miller(evi) Just Almario(flt)etc. etc.
●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B系 ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
●ラテン系               ( □ブラジル系  ■サルサ系  □カリプソ系 )
○ユーロ系  ○JAZZ系  ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系
Yellowjacketsのベーシストのジミー・ハスリップの2枚目のソロです。
本作でのテーマはラテンです。サルサ系のリズムとホーンセクション、そしてリズミックなピアノが全面に出ております。ジミーハスリップはベースは勿論、ギターまで弾いていてベースを聴かせるベーシストの作品ではなく、サウンド全体を聴かせる内容になっております。
サウンドは前述したようにサルサを中心としながらも、「The Spin」の頃のYellowjacketsのNY系のサウンドや、「Star Fish & The Moon」の頃のBill Evansのサウンドをイメージさせるものを織りまぜたハイセンスな作品となっております。
キーボードのジョーバネリ(ジノ・バネリの兄弟)がサウンド作りのかなりの部分を占めているようで、ジミーと共同で作った曲が大半です。ジノバネリとロスバネリとバネリ兄弟総出演してますが、ジノ・バネリの作品で聴かれるようなAOR的要素はありません。
ネイティブなサルサから、サルサを基調としたNY系のサウンド、そしてリリカルで幻想的なサウンド、エレクトリックサウンド全盛のYellowjacketsのサウンドと、全体を
通して聴いてみると彼の前作のようにジミーハスリップの世界が作られていてサルサをやっていても、それは彼の引き出しの一つにすぎないことがよく分かります。
脳味噌錯乱級!!買いッ!!!!!(アスワン)
   
Slow           Speedy
Light           Heavy
Mellow           Hard
Lyrical         Cool
Melodious           Out of melody/code
Conservative                 Progressive/Tricky
Ensemble             Interplay

\1,790 7/22/2000 at 新宿ディスクユニオン