癖の強いスティングのボーカルと個性強いのメロディーラインが彼女に合うか??そして、アレンジ・キーボードと大活躍のYellowjacketsのラッセル・フェランテがそこらへんをどう料理するかが最大のポイントです。 聴いてみると2パターンのアレンジですねぇ。「Message in Bottle」のように原曲のイメージに近いパターン、そして「Every Breath You Take」「De do do do,De da da」のようにアレンジを替えて原曲とは違った面を見せているパターンと。 ただ、どの曲にも言えますが、アクの強いポリスの曲はケヴィンが歌うことでケヴィンの世界になってます。 そして見逃せないのが、センスの良いR.フェランテのアレンジで、前述した、「Every Breath You Take」をゴスペル風に仕立てたり、「De do do do,De da da」をパーカッションとボーカルだけの構成で彼女の出身のブラジルを忘れないアイディアです。(ほかの曲も勿論、良いアイディアが詰まってます) このアルバムを聴く前は無謀な挑戦かなぁ〜、、、と思ってましたが、聴いた後は素晴らしい!!の一言です。 スティングの世界をケヴィンとR.フェランティがうまく消化し、昇華させたなぁ〜というのが感想です。 ☆脳味噌錯乱級!!買いッ!! ビデオアーツから出る作品に外れは無いですねぇ〜.(アスワン)
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\2,548 3/18/2000 at 銀座HMV