Mitchel Forman「Patience」ヴィレッジレコード (VRCL-3009)2000 - JAPAN
Mitchel Forman(pf) Dave Carpenter(b) Joel Taylor(drs) Jerry Watts(b) Brad Dutz(per) etc.
●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系  ●骨太系と爽やか系の中間
○R&B系 ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系               ( □ブラジル系  □サルサ系  □カリプソ系 )
○ユーロ系  ●JAZZ系  ●JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系
Michel Camilo、dmp時代のWarren Bernhardt、Bill Evans(pf)といった生ピアノが好きな人はこの作品注目株です。
Bill Evans(sax)、Metro(with Chuck Loeb)等の数多いセッションに参加し、自らも数枚のソロを出しているシンセ系からアコーステックな全てのキーボードを操るオールラウンドプレイヤーです。アレンジャーとしても腕が高く、彼がアレンジした作品はセンス良く作られてます。(例 : K.レトゥーの作品)
本作では生ピのトリオという編成です。
彼が師匠と仰ぐB.Evans(pf)っぽいサウンドや、童謡のような可愛いメロディのサウンド、M.Camiloを連想させるような激しいプレイ、クラシックのような荘厳あと格調高い雰囲気を持つサウンド、モロJAZZトリオサウンド等があり、難解なサウンドは少なくJazzファンだけではなくFusionファンやピアノサウンドファンにも幅広く楽しめる作品です。彼のサウンドのコンセプトの'温かさ''リリカルさ'といった面はこの作品でも感じることができます。かと言ってベトベトした甘さはあまり感じさせないサウンド
です。甘さとミルク控えめのカフェオレといった感じでしょうか。仕事で疲れてなかなかベッドから起き上がれない時に微睡みながら聴いていたんですが、非常に気持ちよく入ってきます。洗練された彼のセンスが随所で光ってます。

☆この人はもっと注目されてもいいと思います。(アスワン)
   
Slow         Speedy
Light             Heavy
Mellow           Hard
Lyrical         Cool
Melodious           Out of melody/code
Conservative                 Progresseve/Tricky
Ensemble             Interplay
\2,500 5/27/2000 at 新宿タワーレコード