サウンドは大きく分けて2パターンあります。1曲目、7曲目、9曲目が代表するような思いっきり歪ませたギターにモロ8ビートのロックのリズムのタイプ。特に9曲目なんかはデビュー当時のヴァンヘイレンを思い出させるようなギターとリズムのハードロックとしか言えない様なサウンド。 もう1パターンとしては3曲目、4曲目、5曲目、11曲目のようなナチュラルなギターの音色や深くコーラスをかけたAORっぽいFusion系のサウンド。 この2パターンが融合している訳ではなく、はっきりとそれぞれ独立してサウンドに現れております。ハードなものはもろにロック、ソフトなものはFusionというのは昔から彼の作品に見られたことなので、この作品に限ったことではないですねぇ。前と違う傾向は冒頭でも述べましたがボーカルをかなりの部分フューチャーした近作と比べるとギターをよく弾いているということですネ。 彼の幅広い音楽性がギターのフレーズと音色にはっきり現れているので、彼のギターが大好きな人には嬉しい作品かな?? ☆彼の幻の1作目も出ましたので対比して聴くと面白いです。(アスワン)
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\2,835 5/28/2000 at 新宿タワーレコード