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V.A.
「As Long As You're Living Yours The Music Of Keith Jarrett」BMG(0902663607-2) 2000 - U.S.A. |
DonByron(cl),Flux Quartet,George Garzone(ts),Jimmy Greene(ss),
Tom Harrel(tp),Bruce Hornsby(p),D.D.Jackson(p),Bob James(p),
Joe Lovano(ts),Mike Minieri(vib,marimba),Nueva Rumba,
Nadja Salerno(vln),John Scofield(g),Andy Summers(g),Chucho Valdes(p)
etc
○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B
○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系
□カリプソ系)
○ユーロ系
●JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系
○ロック系
キース・ジャレットの曲を多くのミュージシャンが演奏した、いわば今はやりのトリビュートみたいな作品。
さぞや売れ線なんだろうなと予測しましたが、曲目を見てアゼンとしてしまいました。なんせ有名曲がほとんど無い・・・もしキースのトリビュートならばマイ・ソングやカントリーといったメロディのキレイな曲が選ばれたりするのだろうなと予測したのですが、そういう曲はあまりありません。
むしろ、語られる事の無い作品からの選曲・・・Backhand,Shades of Jazzなんて、最近語られる事の少ないアメリカン・カルテットのなかでも、更に語られる事の希有な作品からの選曲です。そのほかにもどの作品に入っていたっけ?と探してしまうような曲が選ばれてました。これのプロデューサー(Milan Simich)はなかなかマニアックですね。
演奏は曲ごとに参加メンバーがバラバラでほとんどオムニバス的な感じです。
ジョン・スコフィールドの参加したCoralは、g,b,dsのトリオで、なかなかのバラードになってます。
ボブ・ジェームスの参加したBook Of Ways#9なんて、バイオリンとエレピのデュオ(!)などと言う斬新な編成。これがクラシックの響きなのですが、普通ヴァイオリン、ピアノのクラシックはあるもののエレピというのがミソ・・・これがなかなか合っているのが面白いです。
オリジナルはStandards Vol.2の最初を飾るSo Tenderが、まさかラテン調になって演奏されるなんて思いませんでしたが、これも楽しめる演奏です。
本作でキースの中では有名曲の部類に入るFacing YouからのStarbright・・・これはマイク・マイニエリが多重録音のソロで演奏してます。これが美しいことと言ったら。こういう演奏であれば納得です。
まあ中には、打ち込みを入れたり、プログレ調だっったり、それはちょっと違うんじゃないかという演奏もあるのですが、まぁそれは一部なので良いでしょう。
また、JAZZ演奏されている曲もありますが、全体的にかなりキース・ジャレットのオリジナルからはアレンジによって違うものになっています。そのためメロディはキースの作ったものでしょうけど、その演奏からはキースらしさをほとんど伺えません。ある意味においてはキース・ジャレットという事は忘れた方が良いのでしょう。
それにしても冒頭でも述べたように、企画物なのに、らしからぬ選曲。かなりのキース通向けの選曲ながら、演奏はそこからずっと離れている。
どういうプロデューサがどういった意図で作ったのかわからない・・だから面白い作品ではあります。もしかしてキースのあまり日の当たらない曲に脚光を与えようとした意図なのでしょうか。はて? 少なくとも安易に有名曲を集めた企画とは違うようです。
# オリジナルを知らなくても楽しめる作品になってます。(TKO)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out of melody/code |
Conservative |
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Progresseve/Tricky |
Ensemble |
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Interplay |
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