Don Grolnick Group 「The London Concert」 Fuzzy Music (PEPCD008) 2000 - U.S.A.
Don Grolnick(piano), Michael Brecker(sax), Randy Brecker(tp), Marty Ehrlich(a.sax/b.clarinet), Robin Eubanks(tb), Peter Washington(bass),Peter Erskine(drums), Don Alias(perc)

  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ●JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他


96年に亡くなったピアニスト、ドン・グローニックの最期の録音とも言える95年のライブ盤です。ドン・グローニックと言えば、STEPSのオリジナル・メンバーであり、ジェームス・テイラーのミュージカル・ディレクターだったというのが、真っ先に連想されてどちらかと言えばフュージョンからポップスよりという印象がありましたが、このアルバムでは完全な4ビート・ジャズを演奏しています。

92年にブルーノートからリリースされたドンの最期のスタジオ盤となった「Nighttown」と同じ4管編成のバンドで(スタジオ盤はテナーがブレッカーのかわりにジョー・ラバーノですが)「Nighttown」からの曲が、このライブの5曲中3曲をしめており、Nighttown ライブという事もできるでしょう。

どの曲も10分以上の演奏で各メンバーのソロがたっぷりとフィーチャーされていて、久々にドンのピアノもたっぷりと聞けます。ブレッカーも兄弟ともに、いいソロをとってます。

こんなアルバムを掘り出してきてくれたFuzzy Musicレーベルの主宰者ピーター・アースキンに感謝です。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay