●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間 ○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系 ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系) ○ユーロ系 ●JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系 ○ブルース系 ○ロック系 ○その他 96年に亡くなったピアニスト、ドン・グローニックの最期の録音とも言える95年のライブ盤です。ドン・グローニックと言えば、STEPSのオリジナル・メンバーであり、ジェームス・テイラーのミュージカル・ディレクターだったというのが、真っ先に連想されてどちらかと言えばフュージョンからポップスよりという印象がありましたが、このアルバムでは完全な4ビート・ジャズを演奏しています。 92年にブルーノートからリリースされたドンの最期のスタジオ盤となった「Nighttown」と同じ4管編成のバンドで(スタジオ盤はテナーがブレッカーのかわりにジョー・ラバーノですが)「Nighttown」からの曲が、このライブの5曲中3曲をしめており、Nighttown ライブという事もできるでしょう。 どの曲も10分以上の演奏で各メンバーのソロがたっぷりとフィーチャーされていて、久々にドンのピアノもたっぷりと聞けます。ブレッカーも兄弟ともに、いいソロをとってます。 こんなアルバムを掘り出してきてくれたFuzzy Musicレーベルの主宰者ピーター・アースキンに感謝です。
(橋 雅人)
|