大村憲司「Kenji Shock」alfa(TOCT-10718)'78/2000 - JAPAN
大村憲司(g) Steve Lukather(g) Jeff Pocaro(drs) Greg Mathieson(key) Mike Pocaro(b) Harvey Mason(drs) Sea Wind Horn Section etc.
●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系  ●骨太系と爽やか系の中間
○R&B系 ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系               ( □ブラジル系  □サルサ系  □カリプソ系 )
○ユーロ系  ○JAZZ系  ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系
今まで、何故かCD化されなかった彼のファーストアルバムであり、彼の最高傑作です。
この当時、学生時代でちょうどバンドをやっていた時期なんで、彼のこの作品の登場は強烈な印象を持っていますねぇ。
一曲目の「Left-Hndes Woman」のチャッチャッチャーというギターのカッティングと、セミアコ系の粘りっこいギターは、いつも頭の中で渦巻いていましたねぇ。
この作品を聴いた時の当時の感想は、日本人らしくなく、日本人らしい作品だなぁと思っていました。
今、聴いて見るとやぱりその印象は変わらず、アカ抜けして日本人にないセンスなんですが、全体的に日本人のプレイヤーのサウンドを感じます。
バックの面々はTOTOが殆どで、プロデューサーはHarvey Masonという強力な布陣は新人としは当時珍しい面子です。
今、10数年振りで聴いてますが今でこそこの作品は70年代の典型的なサウンドなんですが、当時としては私には画期的なサウンドに聴こえ、リトナー/ジェントルソウツの影響を感じながらも、何か新しいサウンドの息吹を感じていました。
現在改めて聴いてみると、ジェントルソウツ等の西海岸系のサウンドを上手く料理して自分なりに表現された作品だと思います。
邦楽フュージョンファンのみならず、洋楽ファンにも聴いて欲しい、幻の名作です。

脳味噌錯乱級買いっ!!!!(アスワン)
   
Slow           Speedy
Light           Heavy
Mellow           Hard
Lyrical         Cool
Melodious           Out of melody/code
Conservative                 Progresseve/Tricky
Ensemble             Interplay

\2,500 12/16/2000 at 新宿ヴァージン