Warner Bro. Allstars「Casino Lights '99」Warner Bro.(9362-47466-2)2000 - U.S.A.
Bob James(kb) ,James Genus(b), Billy Kilson(drs) Mark Turner(ts) Kenny Garrett(as) Lary Carlton(g), Kirk Whalum(ts) Rick Jackson(key), Boney James(sax), George Duke(kb), Rick Braum(tp) Harvey Mason(drums), Narhan East(b) etc.
●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系  ●骨太系と爽やか系の中間
○R&B系 ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系               ( □ブラジル系  □サルサ系  □カリプソ系 )
○ユーロ系  ●JAZZ系  ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系
Four Play、Boney James、Kirk Whalum、Rick Braun等のスムース系を代表するミュージシャンの名前が目立ったので、「大甘路線だろう」と思って敬遠し、入手しませんでした。でも、たまたまお店でこれが流れて、なんか気に入って「何が流れているんだろう??」と思って見たら、敬遠していたこの作品でした。

予想とは異なり、「大甘路線」ではなく、Jazz/4Beat路線が強くM.TurnerやK.Garrettは勿論のこと、なんとFour Playの演奏は甘ったるいスムース系サウンドではなく、都会的でクールな4ビートをやっているんです。予想していたスムース系のサウンドは殆どなく、どっちかというとNY系のサウンドに近いですねぇ。
カールトンのお得意のブルース(with Boney James)や、懐かしいG.Dukeの「Brazilizn Love Affair」があったりとサウンドの幅を広げています。
しかも、ライブ特有のジャムセッションは、70年代サウンドが再現したかと思う程のNY系のサウンドで、ソロの吹き回し等は「Blue Montrex」時代の雰囲気を感じることが出来ました。
ライブではどうしても演奏がハードになってしまうんですが、なんかこの面が上手くいったように感じます。
意外なサウンドで、面子で選んでは駄目だなぁ〜という典型的な作品です。
★予想を裏切ったサウンドで、毎日のように聴いてます。買いっ!!(アスワン)
   
Slow           Speedy
Light           Heavy
Mellow           Hard
Lyrical         Cool
Melodious           Out of melody/code
Conservative                 Progresseve/Tricky
Ensemble             Interplay

\3,190 12/10/2000 at 新宿タワー