Acoustic Progressive Jazz「A・P・J」KING RECORDS(KICP 757)2000 - JAPAN
難波弘之(pf) 水野正敏(b) 山木秀夫(drs)
●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B系 ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系               ( □ブラジル系  □サルサ系  □カリプソ系 )
○ユーロ系  ○JAZZ系  ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ●ロック系
生ピでプログレをやろうというコンセプトです。元プログレピアニスト(?)というかプログレっぽい演奏をしていた難波氏らしいコンセプトです。
プログレは、70年代それまでのブリティッシュロックになかった発想で、キーボード・シンセを大胆に取り入たり、クラシックの要素を取り入れたり、あるテーマを組曲風にアレンジしたり、ボーカル中心から楽器中心のアレンジをしたり、変拍子を多用し、その時代は正にプログレッシヴ(先進的)でした。
しかし、スタイルの固執し元々持っていたプログレッシヴの発想は薄まり、そのサウンドやスタイル自体をプログレシッヴと呼ぶようになりました。
この時、先駆となったEL&P、ジェネシス、YES、ピンクフロイドは姿を消してしまい、最近リバイバルでプログレの作品が再リリースされてます。
(YESはまだ生きているのかな??)

このアルバムは、そういったプログレのスタイルを生ピでJAZZというよりはFUSIONチックに仕上げた作品で、プログレの時代を生きてきた我々が聴くと、あの頃のいろんなグループがやってきたスタイルの断片が見え隠れして、懐かしくもありまた生ピでやる新鮮さを覚えてしまいます。
このバンドの編成からPONTA BOXの初期の頃のサウンドも入ってますねぇ。これは水野氏のベースがいかにPONTA BOXにおいて重要な一を占めていたかを物語っている証拠ですねえ。
E.L&Pや、クラシック、PONTA BOX,FUSION,そしてプログレの要素が融合したり独立して出てきたりと、なかなか面白いサウンドに仕上がっております。
こういう自由な発想でいろんなサウンドが出てくるとFUSIONはもっと面白くなるんですがねぇ........
☆元プログレファンとしては、推したい作品です。買いっ!!!(アスワン)
   
Slow           Speedy
Light           Heavy
Mellow           Hard
Lyrical         Cool
Melodious           Out of melody/code
Conservative                 Progresseve/Tricky
Ensemble             Interplay

\2,800 11/25/2000 at 新宿タワーレコード