以前、ベース:ビクターベイリー、ドラム:レイニーホワイトという組み合わせだったと思いますが、このユニット名でライブを見たことあります。 その時よりよりパワーアップされたメンバーです。 余り馴染みのない、ベースのD.D.Piazzaは、マクラフリンやB.ラグレーンのアルバムに参加していた凄腕のベーシストです。 この3人のプレイは、きっとテクニックギンギン、変態フレーズバシバシの超硬派路線だろうなぁ〜と思っていましたが意外や意外、ひねくれた超難しいメロディーラインとかあまり出てこない、聴きやすいものです。テクニックの応酬合戦という場面もありますが、そればかりではありません。 幻想的な静か目のサウンドもあったりして、マニアックな感じというより、FUSION全般のファンに受けそうなおとなしめなサウンドもありました。 そうは言っても、各自の技量が他を抜きんでいますから、演奏レベルは非常に高くベースソロ(ピッキング)、ドラムソロ、そして超速弾きのギター等は目を見張るような凄さを感じます。 スムース系全盛の時代にこんな骨太いサウンドが出てくることは嬉しいですねぇ。スムース系のサウンドしか出なくなり、FUSION離れを起こしてしまったNY系サウンドファンをつなぎ止めることが出来るサウンドかもしれません。 やはりFUSIONは、流行っているサウンドだけしか選択の余地が無いことより、いろんなサウンドがあってそこから選択できる方が嬉しいです。 ☆超高速トリオの演奏はいかがですか??買いっ!!!!(アスワン)
|
11/25/2000 at 新宿タワーレコード