John Patitucci 「Imprint」Concord Jazz (CCD-4881-2) 2000 - U.S.A.
John Patitucci(acoustic bass, 6string bass), Chris Potter(t.sax), Danilo Perez(piano), Horacio "El Negro" Hernandez(drs), Giovanni Hidalgo(perc), John Beasley(piano), Mark Turner(t.sax), Jack Dejohnette(drs), Sachi Patitucci(kalimba)

  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  ■サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ●JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他


パティトッチの新作はラテン・ジャズしてます。ラテン・ジャズと言っても派手目のノリのいいのではなくて、あくまでも4ビートを基調とした渋目のものです。
チック・コリア・エレクトリック・バンドで一躍メジャーになった時はバカテクの多弦エレキ・ベーシストという印象だったパティトッチですが、GRPからコンコードに移籍してからの、ここ3作くらいはアコースティック・ジャズ路線で、このアルバムもその延長線上です。全編でアコベを弾いていて、2曲だけエレベをオーバーダブしています。 エレベの高速プレイもよいのですが、彼のアコベの表現力の豊かさなアコベも、なかなかよいです。
彼の奥さんは日本人のようで、1曲、日本の古い唱を「Japanese Folk Song」として演奏しています。「ねんねんころりよ〜」の子守歌のようにも聞こえるのですが、かなりアレンジされていて、何の曲かよくわかりません。
全体に地味な音のアルバムなのですが、よーく聞いていくとカッコいいアルバムです。(橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay