F.ギャンバレは今一番期待しているギタリストなんですが、もう一人のギタリストはよく分かりません。 この二人のアコースティックギターデュオです。一曲目はいきなりスパニッシュギターでの壮絶なバトルが繰り広げられました。大昔のスパーギタートリオの再現のような感じです。 でも、テクニックのぶつかり合いだけではありません。 構成からいくと、二人でやっているのが8曲、ギャンバレのソロが2曲、Colonnaが2曲という構成です。 サウンドは、最近のギャンバレがやっているような幻想的なサウンドが中心で、おとなしめなサウンドです。一緒に弾いているとどちらがどちらなのか全く分からないんですが、洗練された都会系ののサウンドと言っていいかもしれませんねぇ。結構、可愛い曲なんかやってたりして、以前のロック系のフレージングを全面に出していたギャンバレのイメージがありませんねぇ。Colonnaという人はスパニッシュ系のギターでなかなかテクニシャンであります。 かつてのマクラフリン+ディメオラ等のテクニックでガ〜ッと押すような作品ではないのですが、一段と美味さを増したギャンバレのギターは聴き応えがあります。 ☆最近ギターデュオが少ないんで頑張ってもらいたいですねぇ(アスワン)
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\2,390 10/21/2000 at 新宿タワーレコード