彼のサウンドは「流宇夢サンド」を聴いて以来なんでかれこれ20年以上たちましたねぇ。2ndアルバム「Take a Song」(これ名作、復活させて欲しい)の曲を学生時代コピーしたりしてお気に入りのミュージシャンの一人です。この頃は「日本のジェイ・グレイドン」とか確か呼ばれていた記憶があります。 本作のサウンドは、昔懐かしギターサウンドという雰囲気です。レコーディング技術が進歩したんで最近のサウンドなんですが、雰囲気としては70〜80年代のサウンドという雰囲気でほのぼのとした温かいサウンドです。ローズ系のキーボードの音がするとうれしくなってきてしまいます。粒のはっきりしたメロディーは伝統的な(?)邦楽FUSIONの持ち味を出してます。 オクターブ奏法があり余り彼のイメージじゃなかったんですが、泣きのフレーズや粘っこいフレージングを聴くと彼が弾いているとすぐに分かってしまう個性はいまだに健在です。一曲一曲、彼のこの作品にかける意気込みが伝わってくるようなものを感じます。 ☆老若男女問わず楽しめる作品だと思います。.(アスワン)
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\2,381 3/25/2000 渋谷タワーレコード