さて、今回のセスの新作は、生ピ+アコースティックベース+ドラムのアコースティックバンドで、バリバリの4ビートか??と思いましたが、コンセプトはタイトルにあるように、自分ん好きな曲を演奏するというものです。 では、彼の好きな曲は何かというと、意外や意外ポップスでした。有名なトコを列挙すると、ギルバート・オサリバンの70年代の大ヒット「Alone Again(原題:Naturally)」、10ccの「I'm not in Love」、そしてシールズ&クラフトの「Summer Breeze」等が収録された、ピアノトリオによる、ポップナンバーやオリジナル(1曲)という構成になってます。ピアノトリオちう編成ですがやっぱjazzではなく、ピアノトリオによるスムース系というサウンドが一番ピッタリするかもしれません。 ホテルのバーでピアニストがポップナンバーを聴かせてくれて、ブランディをあおる(普通の人は'飲む' ( ^ ^ ; ))ような雰囲気でお洒落なサウンドです。 ギルバートオサリバンと10ccは好きなので両方とも原曲を持っているんですが、大昔に聴いたシールズ&クラフトの名曲が流れてきた時には、狂気乱舞といったとこでしょうか。 ☆彼の音楽のルーツを知る作品かもしれませんね(アスワン)
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\2,400 10/25/2000 at 銀座INZ HMV