Casiopea 「Bitter Sweet」Pioneer (PICL-1206) 2000 - Japan
Issei Noro(guitar), Minoru Mukaiya(kb), Yoshihiro Naruse(bass), Akira Jimbo(drums)
  ○骨太いストレート系  ●明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他




スタジオ盤としては「Material」以来の約1年ぶりのニューアルバムです。ほとんどの曲が前作同様クリア・トーンのギターで演奏されていて「Material」の延長線上の音です。ただ「Material」がホーンセクションを加えるなどして結構ハデ目の音だったのに対しこの「Bitter Sweet」は一部シーケンスを加えた曲はあるものの、すべて4人で演奏されています。1曲目の「Go On!」など、前作の1曲目と似た雰囲気のカッコいい曲ですが、ブラスが本物でなくシンセブラスで、ちょっと地味目です。
神保影もサポートとクレジットはされているものの、すっかりバンドの一員として位置付けれていて、4人のタイトな演奏のコンビネーションは相変わらずです。
前作「Material」でも感じたのですが、昔のカシオペアのバシバシとメトロノームではかったようなノリではなく、もっとゆったりとしたグルーブのようなものを一部の曲で感じます。ただ昔のノリも曲によっては感じ、従来のノリと新しいノリが混在しているように思います。
シーケンスを使った曲などは、ちょっとスムース系を意識しているのかな?といった曲ですし、野呂一生が、ノーマン・ブラウンばりの(ウェスというべきかな?)オクターブ奏法で弾きまくってくれる曲も今時のスムース系うけしそうな感じです。(このギターはかなりカッコよいのですが)
全体に円熟味を感じさせてくれ安心して聞けるアルバムです。 (橋 雅人)


   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay