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| ジャケットデザイン | 古谷トシタカ氏 |  
シラキヤスユキ(b,other) 町田浩明(drs,other) イシハラケンジ(vo) タイラシュウイチ(sax)
マリコ(vo) Titi&Chihili(vo)
|  | Micro Stone「Beats are ready」自主制作(-)'99 - JAPAN |  
Meeting Roomをご覧の方は、この作品がここで紹介されている経緯はお分かりと思います.
| ●骨太いストレート系 | ○明るく爽やか系 | ○骨太系と爽やか系の中間 |  
| ○R&B系 | ●ブラック系 | ○歌物・NAC/AOR 系 |  
| ○ラテン系              
( | □ブラジル系 | □サルサ系 | □カリプソ系 ) |  
| ○ユーロ系 | ○JAZZ系 | ○JAZZとFUSIONの中間系 |  
| ○ブルース系 | ○ロック系 | ●ファンク系 |  ご存じない方のために経緯を書いておきます.
 iikawaさんが、このバンドのHPを年末紹介されました.
 早速彼らのHPへお邪魔をしてMP3のサンプル曲集をダウンロードしました.
 その内容は、、インディーズのレベルを遥かに超えたもので、只もう唖然!!口アングリ・脳味噌錯乱・雷直撃・座り小便(下品ですいません)状態でした.
 CDの通信販売をやっているのでCDの購入をして以来、毎日の通勤電車の行き帰りのお友達状態.
 PCの前に座っている時もずーっとかけていて、このところ私の生活の一部となってしまいました.
 まずこのバンドを紹介します.
シラキヤスユキ氏(ベース)と町田浩明氏(ドラム)の二人のユニットです.
 これにイシハラケンジ氏(vo)、タイラシュウイチ氏(sax)、マリコさん(vo)、Titiさん&Chihiliさん(vo)のボーカル(ボイス、スキャット)とサックスが参加してます.
 音の作りは、マーカス張りのスラップベースと小気味良いドラムのリズムに、シラキ氏と町田氏自らキーボードとギターを重ねてサックス(1曲)とボーカル/ボイス/スキャットがのってます.
サウンドは、一口で言えばファンク系とでもいいましょうか.
 ブラック系のファンキーミュージックやカシオペアタイプのファンク、マーカスタイプのサウンド、都会的なバイブが入った夜をイメージさせるサウンド、J.ベアード風のサウンドのコラージュ、女性ボーカルを生かしたバラード、宇宙的なシンセサウンドと、バラエティがあります.バラエティがあっても、MSの持ち味のポップなサウンドは一貫しておりバンドの個性を感じます.
 まず、特筆すべき点はメロディの良さ(作曲能力)ですねぇ
.そのメロディを生かすアレンジもよく練られており感心すべき点は随所にあります.
 そして、弾きすぎない点です.えてしてドラムとベースという編成だとテクニック合戦になってしまい、聴いていて面白くない音楽になってしまうんですが、そこそこ抑えて演奏してサウンド重視になっている点が評価できます.
 なんていっても驚くのが、キーボードとギターの巧さです.
 メンバーの二人が演奏しているらしいんですが、その腕前は中途半端じゃぁありません.
 専門のキーボード奏者やギタリストがやっていると思った位ですからねぇ
 .しかもソロまで披露してくれます.これがまた、巧い!!巧いだけじゃなくセンスもあり十分に聴かせます.
 いくつかの曲でこのバンドのサウンドを紹介します.
一曲目の「BUMPS」、この曲はこのバンドの象徴というべき曲です.男性ボーカルのスキャットがメインで、AメロとサビのBメロが魅力的なメロディです.
 私自身の名曲集のコレクションに早速加えた位です.サビのリズムが2種類あって、最初はベースのロングトーンのリズム、後半同じメロディで、4ビートのランニングベースの様なリズムの2種類を曲の展開を考えながら使い分けてます.
 .こういうアレンジは目立たないんですがこの様にピタンコと、はまってしまうとかっこいいです.
 途中の生ピタイプのキーボードのソロも本格的で、エンディングにローズの音を被せ、曲の構成によってキーボードの音色を使い分けて変化をつけている工夫が素晴らしく、練りに練ったアイディアが凝縮されており、大事に作っているなぁとミュージシャンの意気込みが伝わってきます.
 こんなに丁寧に作っていると感動さえ覚え、胸が熱くなってしまいます.
 後半のサビのリフレインでは、シンセでホーンセクションが入ってますが、メンバーが揃えば本物のホーンセクションで聴いてみたいものです.
 この曲は歌詞を付ければ、大ヒットするポテンシャルを持ってます.とにかくカッコイイ!!
 二曲目の「M.S.F」のギターは土方隆行が弾いてんのかと思う位、かっこいいカッティング.マルチプレイヤーといっても中途半端なマルチ振りじゃないことが聴いていて分かります.
三曲目はJ.ベアード風のサウンドのコラージュ作品.ききどころはドラムで、機械的に叩いている様で実は歌心を感じるドラミングです.スッコーンと抜けの良いスネアの音が小気味よいです.
 四曲目でバイブの音が入る、スローな都会の夜をイメージさせるサウンド.ドラムの音を抑え気味にして効果的なパーカッションはセンスを感じます.
 五曲目はドラムソロから速い4ビートのリズムになり、シンセやボイスの効果音で変化を付けたドラムソロ中心の作品.ドラムソロを飽きさせなく聴かせるテクニックがうまいです.
 六曲目はカシオペアタイプのFUNKです.派手なドラムの影でリズムキープするハイハットの音が気持ち良いです.ベーシストなら誰でもやってみたいスラップは、ドライブ感があって、ドライブ中に聴いたら思わずアクセルを踏み込んでしまいそうな気持ち良さがあります.エンディングのギターにM.Sternを起用したかったなぁ(^^;)と思いました.
 ......こんな感じのサウンドです.
 始めはインディーズのセミプロとして聴いていたんですが、途中から自分のフェイバリットミュージシャンとして聴いてしまいました.
それだけインパクトのあるサウンドで、すっかりファンになってしまいました.
 海外・邦楽Fusionファンを問わず、自信を持ってお勧め出来る作品であり、気に入る人が多いだろうと確信しております.
 是非、メンバーを揃えてライブをやって欲しいですねぇ.いやライブで聴きたい!!聴かせて!!お願い!!
 年初から素晴らしい作品に出会えて、今年はラッキーな年になりそうです.彼らの作品は以下のHPで購入が可能です.
 http://www1.ttcn.ne.jp/~microstone/ 彼らはこの先、メイジャーな路線を選択するか分かりませんが、今の姿勢で好きな音楽を作り続けていって絶対に妥協しない作品作りをして欲しいです.期待してます.
 ☆脳味噌錯乱級!!!!!!買いッ!!!!!!! (アスワン)
 
|  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  
| Slow |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  | Speedy |  
| Light |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  | Heavy |  
| Mellow |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  | Hard |  
| Lyrical |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  | Cool |  
| Melodious |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  | Out of melody/code |  
| Conservative |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  | Progresseve/Tricky |  
| Ensemble |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  | Interplay |  |