本作はストレートな作品だなぁ〜と最初思いました.ストレートというのは、ストレートなFusionじゃぁなくって、ストレートなインド音楽だなぁという意味です. インドのシタールとか使って、割りとポップな感じのボーカル曲が続き、インドのポップスってこんな感じかなぁ〜って思って聴いてました. インドの楽器+インドのメロディ+Fusionっぽいリズムにインドのパーカッションサウンドです. ポップで洗練された雰囲気で、シタールとかインドの独特のメロディに抵抗がなければ、面白いサウンドとして聴けるのではないでしょうか. マクラフリンがやっていたインド音楽は、結構難しかったんですが、これはもうインド音楽のスムース系(?)の様な感じで、楽しく聴けるサウンドですねぇ. グルツの持っている毒の様なクセも少なく、その毒が好きだぁという人には物足りないかもしれませんが、インド系サウンド多くの人に聴いてもらうには、 これくらい洗練してポップにした方が抵抗感なく聴けるかもしれません. ☆インド系サウンドを聴いたことがないという人にお勧めします.(アスワン)
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