George Benson「Absolute Benson」GRP (MVCJ-24029)2000 - JAPAN
George Benson(g) Joe Sample(key) Steve Gadd(drs) Ricky Peterson(key) etc.
○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系  ●骨太系と爽やか系の中間
●R&B系 ○ブラック系 ●歌物・NAC/AOR 系
●ラテン系               ( □ブラジル系  ■サルサ系  □カリプソ系 )
○ユーロ系  ○JAZZ系  ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系
なんかでこんな話をきいたことあります。今アメリカでの主要CD購入層は中高年齢の人であり、それに合わせたCDの発売をやっているそうです。この年齢層に合わせたものを強力にプッシュしていて、カントリーは一大ブームだそうです。Fusionよりは4ビートのJazzの方がこの年代に好まれ、Jazzの作品ばかり出しているFusion系のミュージシャンもこの波に乗っております。こういうマーケッティングから、サンタナが大ブレークしてグラミー賞を総なめしたとか、、。

話はちょいとずれましたが、G.ベンスンの作品を聴いていたらこの話を思い出しました。
「ギターを弾かないギタリスト」というイメージで、AOR系かスムース系のサウンドを想像してましたが、その想像とは外れたサウンドです。
まず1曲目と2曲目が、そのサンタナを連想するようなラテンロック風のサウンド。
3曲目以降は、スムースより落ち着きがあるライトな感覚のJazzっぽいギターや、S.ワンダーの'Lately'に代表するような大人のサウンドに仕上がってます。プロデューサーはトミーリピューマで、アメリカのマーケットの要望されたサウンドに仕上げたのかな??という思いは彼の名前を見てその意を強くしました。

コンセプトは置いておいて、なんかベンスンのギターを久々に聴いたような感じです。今までは歌のイメージが強過ぎてギターは霞んでいましたが、この作品では
十分に聴くことができます。
☆この手のサウンドだとは予想もしませんでした。(アスワン)
   
Slow         Speedy
Light           Heavy
Mellow         Hard
Lyrical         Cool
Melodious           Out of melody/code
Conservative               Progresseve/Tricky
Ensemble             Interplay

\2541 4/20/2000 at 新宿タワーレコード