No.99


Steps "Smokin' in the Pit " BETTER DAYS(45CY-2865-66)

M.Mainieri M.Brecker S.Gadd D.Grolnick E.Gomez K.Watanabe
    * N.Y. Type    - L.A. Type    - Latin Type   - Nac/Aor Type 
    - Black Contemperary   Type   - Euro. Type   - Afro Type
    - Jazz Type    - Blues Type   - Rock  Type   
「ホワイト・エレファント」から始まったM.Mainieri=M.Brecker のコンビは様々なセッション を経てこのStepsaというバンドで再びコンビを組み、そしてSteps Ahead に引継がれ そして現在はそれぞれのバンドで活躍してます. M.Mainieri/M.Brecker/S.Gadd/D.Grolnick のこの四人は、この時代のFusionの定番 というべき面子で、この頃のN.Y.系のアルバムに必ず誰かが参加してました. そういう意味でFusionのメインストリームと呼んでいいのがこの作品のサウンドだと思います ベースはアコースティックのE.Gomez ですが、ストレート なFusionのサウンドだと言って良いと 思います. Fusionというこのジャンル、いろ〜んなサウンド=潮流がありますネ. 一言にN.Y.系と 言っても、C.コリア系の音もあれば、Brecker Bro.のファンク系もある. 24丁目バンドの サウンドもあれば、GRP もある. だから一言でN.Y.系と言い切ってしまうのは無謀な 事でしょう. このSteps の様にM.Mainieriの周辺のN.Y.系の音が好きなサウンドの 一つであり、今このサウンドを忠実に引き継いでいるのはBrecker Bro.ぐらいです かねぇ〜..ファンにとっては寂しい事です. そんなN.Y.系のサウンドを代表するサウンドがこの作品で、六ピでのLiveです. 渡辺香津美を加えた6人のバトルはもう凄まじいばかりで、その場にいなかったん ですが、スピーカーを通じて聞こえるサウンドにそのセッションが手に取る様に 伝わってきます. 今後、M.MainieriとM.Brecker のコンビは多分、あるとは思うんですがそれに加え S.Gadd、D.Grolnickが加わったこの面子でのプレイの再現が実現するか期待薄だと 思います. 個々のプレイヤーのぶつかりあい (彼らにとって何のこともない、普通の プレイなんでしょうが) は、 是非目の前で再現して欲しいと思います.
 ☆ BETTER DAYとしても最高潮の時でしたネ
SlowSpeedy
LightHeavy
MellowHard
LyricalCool
MelodiousOut of melody/code
ConservativeProgresseve/Tricky
EnsembleInterplay