No.99
* N.Y. Type - L.A. Type - Latin Type - Nac/Aor Type
- Black Contemperary Type - Euro. Type - Afro Type
- Jazz Type - Blues Type - Rock Type
「ホワイト・エレファント」から始まったM.Mainieri=M.Brecker のコンビは様々なセッション
を経てこのStepsaというバンドで再びコンビを組み、そしてSteps Ahead に引継がれ
そして現在はそれぞれのバンドで活躍してます.
M.Mainieri/M.Brecker/S.Gadd/D.Grolnick のこの四人は、この時代のFusionの定番
というべき面子で、この頃のN.Y.系のアルバムに必ず誰かが参加してました.
そういう意味でFusionのメインストリームと呼んでいいのがこの作品のサウンドだと思います
ベースはアコースティックのE.Gomez ですが、ストレート なFusionのサウンドだと言って良いと
思います.
Fusionというこのジャンル、いろ〜んなサウンド=潮流がありますネ. 一言にN.Y.系と
言っても、C.コリア系の音もあれば、Brecker Bro.のファンク系もある. 24丁目バンドの
サウンドもあれば、GRP もある. だから一言でN.Y.系と言い切ってしまうのは無謀な
事でしょう. このSteps の様にM.Mainieriの周辺のN.Y.系の音が好きなサウンドの
一つであり、今このサウンドを忠実に引き継いでいるのはBrecker Bro.ぐらいです
かねぇ〜..ファンにとっては寂しい事です.
そんなN.Y.系のサウンドを代表するサウンドがこの作品で、六ピでのLiveです.
渡辺香津美を加えた6人のバトルはもう凄まじいばかりで、その場にいなかったん
ですが、スピーカーを通じて聞こえるサウンドにそのセッションが手に取る様に
伝わってきます.
今後、M.MainieriとM.Brecker のコンビは多分、あるとは思うんですがそれに加え
S.Gadd、D.Grolnickが加わったこの面子でのプレイの再現が実現するか期待薄だと
思います. 個々のプレイヤーのぶつかりあい (彼らにとって何のこともない、普通の
プレイなんでしょうが) は、 是非目の前で再現して欲しいと思います.
| Slow | Speedy | ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Light | Heavy | ||||||||||
| Mellow | Hard | ||||||||||
| Lyrical | Cool | ||||||||||
| Melodious | Out of melody/code | ||||||||||
| Conservative | Progresseve/Tricky | ||||||||||
| Ensemble | Interplay |